「きつねうどん たぬきうどん」 じいじ・ばあばの声

どっちを食べようかまよってしまいますね。

うどんやさんのおじいさんはとってもやさしいですね。

はっぱやどんぐりのお金でも文句も言わないでおいしく
食べてくれてまた、おいでとも言ってくれました。

うどん作りからはじめるなんてすごいことですね。
いっしょけんめいにつくったうどんだから、
よけいにおいしく感じたのでしょうか？

キツネ君、たぬきさんが手伝うようになり、
お店もだいはんじょうですね？

あなたならどちらを食べますか？

おうどんの温かい湯気、おいしいおだしの匂いが漂ってきそうです。
どんぐりと葉っぱで、人間の男の子に化けて、おうどん食べにくる
きつねとたぬき。
しっぽも出てるし、はなも黒い。
うどんやのおじいさんはやさしいですね。
どっちが美味しいかって、やっぱり食べて見ないとね。
自分たちで、一生懸命作ったら、もっと美味しくなったようです。
おうどんを食べたくなる絵本です。
きつねもたぬきも美味しそう。

全頁試し読みで読みました。うどんの大好きなたぬきさんときつねさんだから、二人が仲良く共同作業で作るうどんは、やっぱり美味しいし、なんといっても本物だから繁盛するんだと思いました。たぬきさんは、うどんを茹でるのを担当で、「しこしこ　つるつる　もちもち　ぷりぷり　　美味しく茹で上がれ　ポンポコポン」と楽しいおまじないを唱え、きつねさんは、「一滴残さず飲みたい美味しいおつゆにな〜れ、コンコンコン」と楽しくおまじないを唱えてるのが、きっと秘伝の術（？）なんだと思うし、楽しく仲良く協力して働いているのが一番の美味しくなる秘訣だと思いました。私も二人の作ったうどんが食べたくなりました。美味しいものって、幸せになれますね！