新刊
ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック

ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック(Gakken)

SNSで話題!すてきな大人になるために大切にしたい「おやくそく」を紹介する絵本。

  • 学べる
  • 役立つ
話題
日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?

  • ためしよみ

十一月の扉」 せんせいの声

十一月の扉 作:高楼 方子
出版社:リブリオ出版
税込価格:\2,090
発行日:1999年
ISBN:9784897847443
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,504
みんなの声 総数 4
「十一月の扉」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

1件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 家族公認の家出

    期間限定下宿をしながら、小説描きを通して新しい境地へ踏み出して行く女子中学生の心の成長を描く。
    といっても頼りないものではなく、自分でしたいことをしてみて感じる気持ちを大切に、未来を楽しいと信じられるようになること、思春期の確かな足どりを描いている。

    ちゃんとそれなりの理由での下宿には好感。
    自分の好きなことをする、させてもらっている。その中で筋を通すようにたてた目標、配膳や洗い物を手伝うとか成績を落とさないという最低限の自分ルールのなかでもって楽しく自由を満喫するのが清々しかった。

    なにより共感したのは、今まで気付かなかった家族であるがゆえの煩わしさからの解放感。
    コップいっぱいの紅茶を部屋に持って上がって、机に座ってホッとするところなんか、わかるわかるーって感じ。
    素敵な文具屋さんで買ってきた気に入りのノートに、なにを書こうか迷うところもわかるし、お話を描いたあとの開放感や、嫌なことをお話で昇華させてしまうのもよくわかる。
    男の子の気になりかたも妙にリアル。
    主人公と同じ年頃で読んでいたら、ものすごく羨ましくなっただろうな。

    いわゆる家出物に分類していいと思うが、家出してやる!という攻撃性はなく、しっかり地に足をつけて、周囲と自分を見極めながら自分探しする女の子向け。
    オバサンは母子家庭についての作者の厳しい言葉が印象に残りました。ほんと妙にリアルだなぁ。

    ひとつ言うなら、エピローグを書いて欲しかった。

    投稿日:2014/04/20

    参考になりました
    感謝
    0

1件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / だるまさんが

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

みんなの声(4人)

絵本の評価(4.6)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット