セミ神さまのお告げ アイヌの昔話より
セミの刺繍の緻密できれいなのに目を奪われました。
作者の 宇梶静江さんはアイヌ民族でいろいろ苦労されたというあとがき・・・
この絵本を読んでくださった方へのお話も ウバユリのことお話の意味
アイヌの歌など じっくりかみしめて読ませていただきました。
むかしむかし 海辺のそばの下の台地ランペシカ・コタン、上の台地 リペシカ・コタンの人々のくらしからはじまり きれいだな〜
ウバユリの花咲く頃に六代の人の世を生きてきたおばあさんのお告げがありました
アイヌの歌で 津波が村を襲うから逃げなさいとしかし 下の台地の人は、予言を信じなかった。 皆、海に飲まれてしまい・・・
おばあさんは海の主に 助けをこうのですが・・・
六つ地獄へ落とされたおばあさんは セミとなって今も、人々に歌をうたっている。
こんな昔話の 壮大さを 宇梶さんはアイヌ刺繍で、一針 一針 心を込められて作られているのが、伝わります!
感動です!
アイヌの一の生き方を 後書きのお話で知り また ウバユリの花のことなど深い思いで伝えてくださっているのを感じて読みました
アイヌの人の語りで聞けば 心にしみるでしょうね・・・・
大人にも感動の絵本です。
夏にあんなに鳴くていたセミが 今はもう聞こえず・・・ また土の中で夏を待っているのだな〜
しみじみセミのことを思いながら ・・・・・