読み始めてすぐに心が痛くなり、思わず頑張って!と声が出てしまいました。
ノニが私自身、そして幼い頃の娘の姿と重なって、ノニの気持ちが痛いほどよくわかったからです。
言えないんだよね。飲み込んじゃうんだよね。「イヤ」って、たった2文字のこの言葉を。
喉元まで出ているのにね。顔にだって書いてあるのにね。どうしても言えなくていいよって言っちゃうんだよね。
勇気がないから?自信がないから?自分だってわからない。言えない自分に自分で傷ついて。辛いよね。
今度こそって思うのに、やっぱりイヤって言えなくて。
子どもにも大人にも、ノニのような人は大勢いるのだと思います。
幼い頃に、こんな絵本に出会えていたなら、生きやすくなる人が大勢いるだろうな。
言葉を飲み込んでしまう貴方へ。
ノニが教えてくれるよ。
言えたらきっと、すんなり受け入れられること。そしてより良い方向に物事が進むということ。
ノニと一緒に頑張ってみて!言えた先には、みんなの笑顔が待ってるからね!