のぶみさんの絵本の中でも一番有名な絵本も生と死がテーマになっていますが、この絵本も動物の死が出てきます。
子どもに命の大切さを教えることは必要ですが・・やはり絵本の中に死が出てくると私はドキッとしてしまいます。
この絵本もタイトルからは、いぬがほしい主人公の男の子のお話だろうという事くらいしか見えてこなかったので、飼っていたインコのピピちゃんが死んだというページで思わず動揺が隠せませんでした。
死んでしまう必要があるのか?と思ってしまったくらいです。
少し元気がなくなる程度でも充分に命の尊さが伝わったのではないか、
死んでしまったらいいのにと思った気持ちを反省して、一生懸命看病して元気になってくれたら・・そんな展開を私は望みますが・・
そこは、のぶみさんならではの世界なのでしょう。
生き物を飼う以上、やはり世話をしっかりとしなくてはなりません。
家庭で動物を飼う時にはやはり命あるものであることを育てることのむつかしさ、大切さを子どもにも充分理解させてから飼わなくてはなりませんね。