「ねむいねむいねずみのあまやどり」 ふつうだと思う みんなの声

図書館から借りてきて、４歳と９歳の娘たちと読みました。

旅をしているねずみくん、雨にふられてずぶぬれに。
そこでかべの穴にもぐりこみました。

穴の先にある家の中でのねずみくんを描いたお話です。
これといって特別すごいことが起こるわけではありませんが、
ネズミ捕りが仕掛けてあったり、
修理してあげたトラックがねずみくんを乗せてくれたり･･･！

娘たちはネズミ捕りがいまいちピンとこないようでしたが、
｢ねずみくん、また旅に出るんだね｣などと言っていました。

この一冊単品で急に読むよりも、シリーズで読み進めてくるとおもしろいと思います。
てぶくろに入ったねずみくんが可愛かったです（＾＾）☆

「ねむいねむいねずみ」のシリーズは、子供の頃私自身が読んでいた記憶があります。
図書館に並んでいるとついどんな話か気になって手にとってしまうんですよね。

このお話は、ねむいねむいねずみのシリーズの中でもちょっと元気がないかなーと思います。
「ねずみとり」というのが、娘にはわからないようで…私も見たことがないくらいですからね。
そのネズミ捕りにはさまれそうになる辺りも、ちょっと笑えない印象になってしまいました。
このブラックユーモア的な部分が、この本のおもしろさといえばそうなのかなぁとも思いますが…。

梅雨の季節にぴったり？なんて期待をしながら手に取ったのですが・・内容的にちょっと違いました。
このねむいねむいねずみはシリーズでたくさん出ていますが私はあまり好みではありません。ねずみさんのこのぼーっとした表情と比例して物語にもいまいちパンチがないといったふうで起承転結がしっかりしていないイメージが残念ながらあります。
今回のお話も読み終わってもあまり特に感想がないのが正直な感想です。

この絵本のシリーズ第1弾、『ねむいねむいねずみ』が我が家にあるのですが、
息子はたまーに出しては、ねずみの行動を追っております。
反応薄いけど、結構気に入っているようです。

その続編ということで、こちらも読んでみましたが、
第1弾と同様、ねずみが休憩する家は、なぜか無人。
その家の人は、お出かけ中なのかなあ？？
そんなことを思いながら、ねずみくんの行動を追ってしまいました。
（第1弾と同じ行動ですね･･･（笑））

これっといって起承転結があるわけではないのですが、
一休みできてよかったね！と終わる絵本でした。