表紙は二ひきのまものがこぐまを抱いているので・・どんな本かなと思い・・借りてみました。
書き出しは少し怖い感じで・・息子は『おっ・・』と身を乗り出したけど娘は『何事か・・』と引き気味・・・
でも意外と二匹の魔物が愛嬌があってドキドキするけど・・って展開でした。
悪いことをすると立派な魔物になれる旅に出かけます。
なかなか悪いことが出来ない魔物・・・
でも・・・
こぐまを守るために人間と戦う魔物・・・
こぐまにはすごく優しい顔の二匹、でも人間にはとても怖い魔物でした。
人間の悪さも書いてあるので、まものだけが怖いわけじゃないのはわかるんだけど・・・
読み終えて、親子3人固まってしまいました。
この本のよさを分かる年齢っていくつなんだろう・・・すごく難しい絵本だと感じます。
私てきにはこの魔物は優しい心が捨てきれなかった、
そんな味がすごく出ていて好きです。
けど・・・子どもに与えるという立場から見ると
微妙で・・・悪い本とは思わないけど与える年齢や場を考えたほうがいいなぁ・・難しいなぁ・・という思いからこんな評価にしてしまいました。