「たのしいパンのくに」 ふつうだと思う みんなの声

パンの兄妹の所にお姫様からお誕生パーティーへの
招待状が届きました。次の日早速お城に向かった兄妹。

パンの汽車に乗って〜
ん〜、いいな〜！！汽車の煙までパンだよ〜♪
町も山も動物だってみ〜んなぱんでできています。
だって、パンのくにだも〜ん！！（そうだった〜）
なんて言いながら子どもたちも楽しそうに聞いてくれます。

でも、そんなたのしい雰囲気の中突然、きょうりゅうパン
のこどもが線路を食べ始めた！！たいへ〜ん！！

さあ、ちゃんとお城までたどりつけるかな？？

お話しを進めながら、子どもたちは
「どのパンにする？？」って相談しながら
楽しそう！！ホントにあるといいね！
こんなにたのしいパンのくに♪

深見さんの描くパンは本当に美味しそうなんですよね。
パンで出来た汽車に乗ってパーティに行くなんて
それだけでもワクワク。
子供たちを夢の世界に連れて行ってくれます。
そして絵本からは焼きたてのパンの匂いが
いまにも漂ってきそうです。
でもどうしても『そらとぶパン』とか『あるくおだんごくん』とかと設定が似通っているように感じてしまいます。
もうひとヒネリがあったらいいな〜と思う絵本です。

とにかくパンだらけなんです。
しかも、怪獣も、悪者？のカニまでパンなんです。
全部食べたら　満腹になりそうです。
途中にはミルク川まで流れてて、いたれりつくせりです。
娘といろんなパンを探して遊びました。
今度　カニパンを買ってきたら　どんな反応をするか楽しみです。
店で売っているカニパンはこんなにかわいくないし、
おいしそうではないですけどね・・・。
この本の事をおもいだしてくれるかなあ？