「ふゆ」 ふつうだと思う みんなの声

絵本というより、アートな本ですね。雑誌か何かのカットとして使われていそうな図柄がでてきます感覚刺激するような、読みながらそうぞうして楽しむ本だと思います。子供に読ませるというより、大人同士にプレゼントして贈るのにいいかなと思いました。

空の雲たちが互いにくっついたり離れたりしているうちに、二つの大きな雲になりました。
大きな雲たちは、突然の冷たい空気に、雪を降らせました。
その雪はどんどんつもり、一面まっ白な世界を創り出しました。
雪はその白さで様々な色を覆い隠し、一見、何もないように見えます。

でも。
おやおや？
足跡が、一つ、二つ、三つ。

もっと。

もっともっとあります。

そうです。
動物たちは、雪の世界で楽しく遊んでいるのです。


数ページ続いたモノクロの世界が、最後のページで色彩豊かになります。
何もないような雪の世界にも多くの動物が生きて活動しているのだということに、突然気づかされます。

おしゃれな絵本だと思いました。
お子さんから大人の方まで、幅広い年代の方に合うのではないかと思います。

インテリアにしたいような、きれいな絵です。
冬の玄関なんかに飾ったら素敵かも…と思いました。
モノトーンの世界から、急に、最後に、カラフルな動物たちが、出てきたのが生き生きとしたものを感じられてよかったです。
全ページためしよみで読ませてもらったので、実物も見てみたいです。

図書館で冬の絵本コーナーに並んでいたので借りてみました。
色もイラストもシンプルでとっても洒落た感じです。
そのまま飾っておきたいくらい！

モノトーンな色が多く使われているので、
さすがに子供8カ月は理解できないようでした。
子供のためより自分のために本棚に入れておきたいような本です。