3・11震災後に
国語の先生であり
また詩人である和合氏は
TVでもよく取り上げられますし
本もいろいろ目にします
和合氏は福島在住で
自然災害だけでなく
原発の被害のこともあり
いろいろ考えさせられます
この絵本も
福島の大学で原発について学んでいる学生さんや
様々な活動をしている方々と
プロジェクトを立ち上げ
こどもの笑顔のかけはしになるような
作品をーと
この絵本が出来たそうです
避難したおばあちゃんち
青森の浅虫
おとうさんだけは福島に残って仕事
電話での父子の会話
「浅虫の友達となかよくしなさい」と言うおかあさん
富岡の友達はどうなっているのか
「いいか
はしるということは
いつもひとり」
震災前におとうさんと走っていたから
楽しかったはず
おとうさんの言葉は
「走る」ではなく
「生きる」という言葉を
置き換えているように
私は感じてしまいました
とても感覚的に思える部分と
津波の破壊力を感じるような絵と
穏やかな海と
行ったりきたりする感じを受けます
揺れ動く心の状態が
表されているような気がします
震災から4年4ヶ月・・・
まだまだ心は平静には程遠いように
感じます
走るって
前を向くこと
目標に向かうことなのかな
ちょっと重いテーマのように
感じてしまいました
評価が出来ませんで・・・