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あかいえのぐなかなかよいと思う みんなの声

あかいえのぐ 作:エドワード・アーディゾーニ
訳:津森 優子
出版社:瑞雲舎 瑞雲舎の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2014年05月01日
ISBN:9784907613013
評価スコア 4.25
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みんなの声 総数 7
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  • その日を信じて…

    才能があるけれど、売れない画家、そして一家の主。
    そんな夫の夢を応援したい気持ちはあっても、幼い子どもをもつ母親としては、気持ちは複雑です…。

    ふたりの心情を察した子どもたちは、一生懸命知恵を絞り、なんとかしようと必死で頑張ります。
    その姿が健気で、胸が熱くなりました。

    応援する立場より、みんなに負担をかけながら頑張り続ける方が、私は苦しいと、感じました。
    私がこの父親なら、夢をあきらめてしまうかもしれないです。

    「その日を信じること」
    どれほど大変で、難しいことだろう…と思いました。

    投稿日:2016/07/29

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  • あるところに絵描きがいました。一部屋だけのアパートに、おくさんと三人の子どもたちと5人で住んでいました。絵は売れず、家計は火の車。でも、なんとかやりくりして、みんな仲良く暮らしていました。

    でも、とうとう、どうにもならない日がやってきました。食べるものにも困り、絵の具を買うお金もありません。「あかいえのぐ」があと一本あれば、傑作が完成し、絵を買ってくれる人がいるというのに・・・。

    今までにない危機を迎えた次の朝、思いがけない贈り物が届き、一家は窮地を脱出します。贈り物は、食べ物と「あかいえのぐ」!このことがきっかけで、絵描き一家にはうんがむいてきます。絵描きにはお金持ちのおじさんがいたのです。おじさんの会社を継いでほしいという願いを振り切ったため、絶縁状態になっていましたが、おじさんはこの家族のことが気になり、見守っていたのですね。

    貧しくとも、自らの心の願いに忠実に生きてきた絵描きの生き方は、アーディゾーニの描く他の絵本の主人公たち(船に乗るチムや時計を作るジョニー)が、好きなものに邁進していく様子を思い出させます。「自分の好きなことを大切にする生き方」というのは、アーディゾーニの子どもたちへの強いメッセージではないでしょうか。

    物語の最後の方で、絵描きは、絵がどんどん売れ、お金持ちになり、有名になり、田舎に別荘を持ち、大きな車で家族を別荘に連れていきます。「な-んだ、立身出世の物語になっちゃうの!?」とちょっとがっかりしかけましたが、次のページで、相変わらず一部屋のアパートで慎ましく暮らしている一家を見て、ちょっと安心しました。

    あ、もちろん5人家族なのですから、もう少し広い家に引っ越したらいいと思うのですよ。ただ、あまりに境遇が変わって、彼の生き方にブレがでないか一瞬、心配しただけです。余計なお世話ですよね(笑)。貧しい絵描き時代を支えたおくさん、子どもたちもとてもステキでした。

    投稿日:2014/07/20

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  • 画家のお父さんのために

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子20歳、男の子18歳

    チムの冒険シリーズの作者の作品です。
    原題は『SARAH and SIMON and NO RED PAINT』。
    そう、サラとサイモンの活躍ストーリーなんですね。
    貧しい画家一家は、狭いアパートに住んでいるのです。
    画家のお父さんと、お母さん、娘(サラ)、息子(サイモン)、赤ちゃん(リチャード)。
    貧しいがゆえに、サラとサイモンは家事や仕事を手伝いますが、
    とうとう、お金が尽きてしまうのです。
    必死で稼ごうとするサラとサイモンの姿がけなげです。
    でも大丈夫。
    子どもながらに懸命に父の仕事を支える姿に、救いの手が差し伸べられます。
    貧しくはあっても、誠実にいきようとする一家の姿が美しいです。
    デッサンのような絵に単色で彩色しただけの地味な作品ですが、
    独特の空間、表情まで感じられるから不思議です。
    やや長い文章で地味な作品ですが、じっくりと読めば味わい深いので、
    子どもたちには読んで聞かせてあげてほしいです。
    小学生以上くらいからでしょうか。

    投稿日:2014/07/11

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  • 赤い絵の具は命の色

    赤い絵の具のプレゼントで、芸術家として認められたお父さん。
    素晴らしい起死回生の物語です。
    でも、子どもが三人もいて画家を志すお父さんも、それを支える家族も大変だと思います。
    結果的には良かったけれど、おじさんの理解を得られずに選んだ道の苦難は大変でした。
    アーディゾーニは、物語も絵も味わい深い作品を書くものです。
    タイトルとはつながらない、単色カラーで、絵画とは距離感のある絵が、逆に効果的だと感じました。

    投稿日:2014/06/28

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