子供も私も大好きなリサとガスパールのシリーズ、待望の新作!リサのすてきなスカーフ、表紙はスカーフをかぶったリサ。
リサにすてきなスカーフが微妙に似合ってない感じがこの本を物語っているのかも・・・
なんと今回は“しらみ騒動”です。
しらみ人形の時点で「シラミってわかんないんだけど」と長女から指摘。
フランスではシラミはポピュラーなの?日本じゃ親の私もお話でしか聞いたことがないのよ・・・
なんて作者のアングットマンにつっこみつつ、説明して読み進めます。
すると、予想的中というか、リサにシラミがいたことが判明!
きちんとシャンプーして退治したけれど、学校でそのことで冷やかされてしまいます。
こんな時、親友のガスパールは本当に紳士。
人よりはやく駆けつけて、心の助けになってくれます。
出番は少ないけど、とても深い愛情でリサを見守るのはパパ。
「そんなことは忘れておしまい」とリサを解き放ちます。
でもでも・・・シラミに親近感がないからか
いじめっぽい陰湿な感じがするので、いつものリサの痛烈なギャグが、光らない。
とっと残念な新作でした。
シラミ人形は笑えますけどね!