「ロールパンバス」 なかなかよいと思う みんなの声

とても可愛らしい絵柄で、女の子であれば喜ぶと思います。

文章が簡潔なので、読み聞かせるほうも声に出しやすいと思います。

いろいろなキャラクターが登場するので、お気に入りのキャラクターが見つかるかもしれません。

絵を見ているだけでも楽しめるので、小さなお子様にも良いと思います。

ロールパンバスの新米運転手のウインナーくん。はじめてながらお客さんのことを思う気持ちもしっかりあるようで応援しながら読みました。
乗ってくるお客さんたちの顔ぶれ、目的地は予想通りですが安心できます。
先輩運転手のホットドッグバスさんが面倒見のいい実にいい先輩ですてきでした。

昔は食べ物が町へ繰り出すというようなタイプの話を読むと
なんか、違和感があったのですが（汚いというかそういう感覚）
最近、この手の絵本が増えてきたせいか、
それほど違和感がなくなっている自分に気がつきました。
この絵本も、全部食べ物の登場人物。
それぞれキャラクターがあって楽しいです。
車だけど全部食べ物だから、汚いというふうにも
思わないし。
出てくる「場所」も、おにぎりだったりサンドイッチだったりするせいも
あるかな。普通に町に飛び出すのとは違う感覚というか。
最後、どうなるんだろうな〜って思いながら読みましたが
うまい具合に着地して、ほっとできる絵本でした。

おにぎり山やのりまき橋等いろいろと登場するモノ達だけでなく景色や状況が面白く楽しいです。
色んなお客様がかわいいし美味しそう！！
色とりどりの食べ物たちを見つめられます。
道中問題がおきたり、最後もちゃんと締まっていてお話としてもしっかりと構成されています。

ソーセージが運転するロールパンバスが、トマト・ゆでたまご・のり・おかかとたくさんのお客さんをのせて走ります。
ほのぼのとしたやり取りの中、サンドイッチ山でドーナツタイヤがパンクするアクシデントがあり、やっと目的地に着いた〜と安心すると、なんとそこは朝の食卓。え〜！食べられるためにあんなに頑張ってたの？ってびっくり。
かわいい食べ物が、乗り物にのって冒険というストーリーに子どもたちは喜んでいました。