「ねこ ねこやなぎ」 なかなかよいと思う みんなの声

ねこ、ねこやなぎ、くま、くまいちご、からす、からすうり・・・
動物と動物の名前がついた植物が、一緒に登場します。

めずらしい名前の植物が、その動物と並んで
描かれているので、「だからこの名前なんだ！」と
納得できます（なかにはなぜ？というものもありますが）

くまいちご、まむしぐさ、そんなものもあったの？
山や野で見かけたことはあったものの、名前は知りませんでした。
読んで驚き、思わず調べてしまいました。

途中まで楽しく読んでいたものの、
息子は大きめに描かれたマムシの絵が怖いようで
しかめっつら、引き気味になっていました。
私もこのページはちょっと妙にリアルで苦手かも…

「ねこやなぎ」「さるすべり」
動物の名前がついた、植物が紹介されています。

こんな植物があったんだと、私も勉強になりました。
少し残念なところは、植物の名前の由来がわからないものがあることです。

この絵本が植物に興味を持つきっかけとなって、図鑑で写真や名前の由来を調べる、という方法がいいのかもしれませんね。

身近にありそうで、名前の知らない植物がいっぱい出てきました。もちろん知っているのもいくつかありましたけど。
岸田衿子さんのリズミカルなことばが植物への関心を高める感じがしました。
ねこではじまって、ねこで終わるところがおもしろいですね。
小学生くらいのほうが楽しめるのかなと思いました。

３歳の息子も６歳の娘も面白がっていました。そんな植物あったんだー！！と私も感動です。実際、どんなのかは、みてみないとわからないけど。キツネの手袋を反対に読んで、ろくぶて（六回ほっぺをたたく）遊びは、昔やりましたが、この本で、それを思い出しました。子供と一緒に、楽しませてもらいました。