「もーいいかい まぁだだよ」 なかなかよいと思う みんなの声

ちびっこのきゅうこんぼうやといもむしくんがかくれんぼを始めました。もーいいかい、まぁだだよ。の問答が繰り返されます。
子どもたちが大好きなかくれんぼ。きゅうこんぼうやは何度ももーいいかいと聞きます。途中でいもむしくんは寝てしまって・・・。
最初と最後の絵の対比が子どもが喜ぶ楽しい絵本になっています。

”もーいいかい”に娘に楽しんでもらいたかったのでこの絵本を選びました。仕掛けがとても美しく気に入りました。とても長い時間かけてする”もーいいかい”も実に味があって素敵だなと思いました。お互いに姿が変わってもしっかりと再会できるのは強い絆で結ばれているからだと感心しました。娘は繰り返し登場する”もーいいかい”という言葉が気に入った様子でした。

球根坊やといもむし君のかくれんぼ。「もーいいかい」「まぁだだよ」の繰り返しが楽しいです。春を待ちわびる気持ちがいっぱい溢れています。仕掛け絵本で、ぱあーと開くと春がいっぱいでお花が嬉しそうです。気持ちが華やかになって希望でいっぱいになります。ちょうちょうになったいもむしくんも捜せて嬉しくなりました。

球根といもむしがかくれんぼをしている
うまいなぁと思いました。
絵もかわいらしく
前半ほとんど「もーいいかい」「まぁだだよ」の掛け合いなんだけど
声の強弱やアクセントのつけ方で
球根君やいもむしくんの気持ちも見えてきて
子供は喜んで聴いています。

何度も読んで欲しいとせがむ１冊です。

最後花になった球根君は蝶になったいもむし君に会えたのかなぁと
気になってしまいました。

いもむしくんも、きゅうこんぼうやも、成長すると姿かたちが全く変わります。
それでも続くかくれんぼ。
のんびりした様子にほのぼのしました。

みなさん書かれていますが、最後の見開きページは綺麗なお花畑！
息子はこのページをうれしそうに開いて、ちょうちょや虫探しを楽しんでいます。
ぽかぽかあたたかい春を感じました。

理屈抜きで、最後の見開きのお花畑は最高です！！
１歳３ヶ月の娘も、このページが大のお気に入り！
成長の過程のページで、もう待ちきれないって感じで、最後のページへスキップしようとします･･･（汗）。
お花は実際の春のお花畑に近く、いろんな種類がものが描きこまれ、お花に集まってくる虫たちも、たくさん描かれています。
ほのぼのするのは、そんなお花たちに、ぜ〜んぶニコニコの笑顔が描かれていること！
春ってうれしいものなんだって、４ページにわたるお花畑全体が語りかけてきます。

春先に読み聞かせるのには、本当にもってこいの絵本だと思いますよ！！

きゅうこん坊やといもむし君がかくれんぼ。
ん？きゅうこん坊やって土の中にいるんじゃない？いもむし君は葉っぱを食べてるし･･･？何でかくれんぼ？なんて思いながら読んでいたら、なぁるほど！

「もーいいかい」のきゅうこん坊やの表情がだんだん『早くしてよ！」な表情に変わっていくところや、いもむし君の「まぁだだよ」と一緒につぶやいている独り言が可愛くって笑っちゃいます。

球根から芽が出て花を咲かせる様子や、いもむしがさなぎから蝶になる様子、最後のページのちょっとした仕掛けが小さい子にも楽しめる理科の教科書のような気分で楽しめます。