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4件見つかりました
象徴的で読み取りの難しい絵本。 何度か投げ出してしまいましたが、繰り返し眺めているうちに、少女の父親に寄せる思いがひしひしと伝わってきました。 少女は父親の死を、帰ってこない旅立ちとして岸辺で見送ったイメージで心に刻みました。 父親が去って一人ぼっちになった自分。 父親への思いは、年月を経ても変わりません。 少女が結婚し、子どもが生まれ、そして年老いて一人になった時、また少女は岸辺を訪れ、父が漕いで去っていったボートの中で、父親に包まれるようにして眠るのです。 自分の生涯と死との対峙。 父親への思いにつつまれながら、岸辺はとても厳粛な場所としてイメージされました。 大人向けでかなりドライな作品です。
投稿日:2012/08/07
寂しげな表紙絵が目に留まり、手に取ってみました。 父と娘が仲良くお出掛けかと思いきや、なぜか別れのシーンから始まります。 いつまでも待ち続ける少女。 二度と帰ってこなかった父。 一度読んだだけでは理解できず、2回、3回と読み返しているうちに、 やっと気付かされました。 「それじゃな」「・・・・・・うん」とお互いが納得しているかのように別れた父娘。 この場面は、変えることの出来ない運命で父と死別する場面だったんですね。 どんなに年老いても、父の存在を忘れなかった父。 そして年老いた娘もまた、父と別れたあの土手へ・・・ この絵本には、「別れからはじまる 小さなものがたり」というキャッチがついていますが、 子にとっては親との別れは、決して小さな物語ではないはず。 ただ、別れたら終わるんじゃなくて、始まるんだという逆転の発想は、 素晴らしいと思います。 たとえ親が亡くなったとしても、子は生きて行かなくてはなりませんから。 子どもが読んだら、「なんで?どうして?」の質問責めにあいそう。 じっくり読める大人向けの絵本かなと思います。
投稿日:2012/03/02
映画のような静かな時間が流れる絵本です。 子供にはわからないでしょう。 大人向けの内容です。 父との別れから始まり、やがて新しい家庭をつくり、子供達を巣立たせるといった、一人の女性の半生を描いています。 多くの女性が歩んでいるであろう、ごく普通の人生です。 でも、そこには確かにドラマがあるのです。
投稿日:2011/09/29
父との別れから始まる物語。 少女は歳を重ね、成長とともに新しい出会いがあります。 それを見守っているかのように、何も変わらない岸辺。 少女は父への思いをどんな気持ちでこの岸辺から馳せていたのでしょうか。 忘れたくても忘れられないもの、会いたくても会えない人、 もう一度会って話がしたい。。。 じっくりと自分の中に落とし込んで読んでみたい大人向けの一冊です。
投稿日:2009/02/21
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