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きょうはよいてんきなかなかよいと思う みんなの声

きょうはよいてんき 作・絵:ナニー・ホグロギアン
訳:あしのあき
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:1978年
ISBN:9784593500222
評価スコア 4.31
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みんなの声 総数 12
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  • しっぽをちょきん!

     散歩の途中でのどが渇き、おばあさんのミルクを勝手に飲んでしまったきつね。怒ったおばあさんは、きつねのしっぽをナイフでちょきん! 何とも残酷な始まりに、娘も目をぱちくり。でも、国を問わず、民話や昔話には、残酷なシーンもつきものですね。驚きながらも、ぐいぐいとストーリーに引き込まれていく面白さがあります。この絵本も、コルデコット賞にふさわしい作品。最後の「めでたし、めでたし」的な終わり方も、安心して子どもに読んであげられる理由の1つになっていると思います。

    投稿日:2009/08/01

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  • 教訓的なはなし

    • イザリウオさん
    • 30代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子8歳、男の子6歳

    良い天気につれられて、きつねは散歩をしていましたが、あんまり歩いたのでのどがからから。
    そこにあった牛乳をぺろりと飲んでしまった罰にシッポを切られてしまい、シッポを取り戻すためにとても大変な思いをします。
    海外の絵本は、比較的しつけが厳しいように思います。私も読んでいて、悪いのはキツネなのにかわいそうに思えてきました。
    何度か読んで、なんとなく絵本の言わんとしていることが、これかな?と思うようになりました。
    働かざるもの食うべからず、ではありませんが、偶然そこにあった牛乳は、当然誰かの手で作られたもので、勝手に飲んでいいものではないのです。
    子供は、一度読んで聞かせただけでは「?」といった様子でしたので、また少し経って、読んでみたいと思います。

    投稿日:2008/07/17

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  • ドミノ倒し式の物語

    • ホートンさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子6歳、女の子5歳

    キツネがおばあさんに尻尾をちょん切られて、尻尾を縫い付けてもらうために牛にミルクをもらいに行ったら草をくれと言われ、原っぱに行ったら水をくれと言われ……と、交換条件が交換条件を呼び、最後はその逆を順々に遡って尻尾を縫い付けてもらうというドミノ倒し式の物語です。わかりやすいので3歳ぐらいから楽しめるかもしれませんが、5歳の娘も何度も読んでもらいたがります。おばあさんや娘や物売りの姿が東欧っぽいなあと思ったら、もとはアルメニアの民話だそうです。なるほど。尻尾をちょん切られるというのは少し残酷な気がしますが、娘は簡単に縫い付けられるものだと思い込んでいるようです。キツネが泣き泣き頼んだりしたあげく、最後に「そそくさと」森に帰っていくというのが笑えます。

    投稿日:2007/02/11

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    2
  • だれもかれもほしいものがあって

    どこのお国にも、こういうお話はあるものなのですね。
    最初のおばあさんには、ええっ!と驚きました。
    どんどんつながって行くお話で、だれもかれも
    じぶんのほしいものがあって、交換条件を出してきます。
    きつねは必至になって走り回り、とうとう優しいお百姓に巡り合いました。
    逆回りに戻ってくるときは誰も約束を破るものがなかったのは
    良かったです。
    無事に帰れて良かったですね。

    投稿日:2017/12/04

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    1
  • このタイトルの意味

    • Eryさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子4歳、

    小さな子が理解するのは少し難しいかもしれません。
    でも、何度も繰り返し読むことは楽しんでいました。
    ミルクを無断で飲んでしまったことで次々と他人の要求を聞き入れなくてはならなくなり、そのとめどない要求は無条件の親切で終止符を打つ。
    読み終わってどうしてこの物語は「きょうはよいてんき」なのだろうと考えた。
    そうか、良い天気でなければ、もっと涼しければミルクを飲んでしまうこともなかったんだ。

    人は見返りなしに動かない。というのも1つだけど
    何が原因で人生が変わるかわからない。というものあるかなと思います。

    投稿日:2013/04/01

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