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くにのはじまりなかなかよいと思う みんなの声

くにのはじまり 作:舟崎 克彦
絵:赤羽 末吉
出版社:あかね書房 あかね書房の特集ページがあります!
税込価格:\2,200
発行日:1995年10月
ISBN:9784251008213
評価スコア 4.56
評価ランキング 6,352
みんなの声 総数 15
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  • 子供は島?

    • AAさん
    • 40代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子10歳、女の子8歳

    このシリーズの「やまたのおろち」を読んで、ぜひシリーズの1巻から読んでみたいということで、読みました。

    みなさんの知識深いレビューを読んで、自分が全くの素人であるのを認識しました。稚拙な感想だと思いますが、とても感想を書きたくなる本です。

    私は子供と同レベルで楽しませてもらいました。
    くにのはじまりがまず思いもよらないもので驚きの連続でした。
    イザナミとイザナギという男女の神様が結婚して子供を生んだということですが、生んだ子供が人間でなく島?ということで不思議の連続ですが、ファンタジーだと思って素直に物語を楽しみました。

    途中黄泉の国へ妻に会いに行ったシーンでは、ちょっと怖いムードも漂いちょっとどきどきもしました。
    ただ、あんなに妻のことを思っていたのにあのような形の別れが待っていたのはなんとなく切なかったです。

    「やまたのおろち」のような派手な感じはなかったですが、次も読みたいと思ったお話です。

    投稿日:2012/05/02

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    1
  • あとがきのほうが好き

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子4歳

    4巻の「いなばのしろうさぎ」を読み、
    言葉も難しく、
    小さい子には難しいかなと思ったのですが、
    自分が読んでいて知らないことも多く
    日本人として知っておきたいし、
    子どもにも知っておいてほしいと思い、
    また面白かったので、
    1巻から読むことにしました。

    ものすごく調べて作られているんだと
    あとがきを読み知り、
    面白い解釈もあり、
    お話よりもあとがきのほうが好きです。

    投稿日:2020/05/08

    参考になりました
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    0
  • 日本の神話

    息子が「神様ってそもそも何?」と聞くので
    まずは日本の神話からと思いこの絵本を借りてきました。

    歴史で習った古事記って神話だったのですね!
    恥ずかしながら今回初めて知りました。
    古事記を元に忠実に絵本にしたそうで、シリーズ6冊の第一弾で
    日本の始まりのお話です。

    イザナミとイザナギが結婚してーは良かったのですが
    イザナミが死後の恐ろしい顔を愛するイザナギに見られたからといって
    あれほどまでに怒り襲いかかるのは、ちょっと理解できませんでした。
    綺麗なままの自分を記憶していてもらいたい気持ちは分かるんですけどね。

    6歳になったばかりの息子には
    少し言葉の説明をしながら読みました。
    内容は理解できていた様子。
    シリーズの他の本も読みたいそうです。

    投稿日:2014/02/14

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  • 日本のファンタジー

    昔話は読み聞かせでもポピュラーなのに、日本神話はあまり読みませんね。
    子供相手のこと。その成立や学界論争などは脇へ置いておくとして、ラブストーリーありぃの剣と魔法ならぬ神術ありぃので、じゅうぶん語って聞かせるに耐えうる我が国の物語だと思います。
    娘には単なる物語として楽しむために読みました。

    まだ早いだろうから矛や黄泉は説明を加えながらでした。けっこう真剣な顔で聞き入っていました。
    特に女神の身体に雷神が棲みついたり、訪ねてくれた男神に向かって醜女を追わせる女神に(娘はこう捉えたらしい)、ハッとなっているのが私にも伝わってきました。
    また葡萄やタケノコ、桃、向こうの物を食べたらどうして帰れないの?といった疑問も出ました。子供用に説明するのは大変難儀しますが、こちらも答え甲斐があるというもの。
    娘はというと、聞いてケロッと読み砕いた様子。
    うん、難しいことは考えず、子供の力に任せて日本人の心が生み出したお話をするのも楽しいなぁと思いました。

    神話絵本といっても、いろいろな描かれ方をがありますが、このシリーズは絵も屏風絵のごとく品よく、お話も神話に忠実です。良質だと思いました。

    投稿日:2007/04/24

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  • 日本神話 序章

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子9歳、男の子7歳

    子どもに是非読んで欲しい、そして私自身も小さい頃に読んで面白かった日本神話の一番最初の話です。
    赤羽末吉さんの絵が素晴らしく、格調高い絵本になっています。

    最初の国生みのあたりは、「どうして子どもが島々?」「国を作った後に、たくさんの神々を生んだというのは、どういうこと?」と、子どもたちには上手くイメージ出来なかったようです。
    子ども向けということで、原文をかなり端折った文章になっているようですが、このあたりは、我慢してもう少し詳しく描いて欲しかったような気がします。

    後半の黄泉の国の話は、話自体が面白いので、子どもたちも俄然目を輝かせて聞き始めました。
    娘は、「伊邪那美は伊邪那岐を愛していたのに、なぜ許さないと言って追いかけたの?」と不思議がっていましたが、これはいろいろと解釈できるので、自分で好きなように読んで欲しいですね。
    “黄泉の国での姿を見られるのはご法度で、見てしまった者を地上に帰してはいけないのだ”と解釈するか、”男はすぐ約束を破り、見たくないものを見てしまうとすぐ逃げ出す生き物なのだ、昔から”と解釈するか、どうでしょう。

    投稿日:2007/04/10

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