あまりにも有名なアンデルセンの名作えほん。
絵が、『わたしのワンピース』の西巻茅子さんだったので思わず借りてきました。
西巻茅子さんの独特な絵の世界が、どんな「はだかのおうさま」を見せてくれるのか楽しみでした。
おうさまは、綺麗な服が大好きだけあって、毎回違う服を着ていました。
文は、竹下文子さんが書いています。
この絵本は、岩崎書店から発行されています。
むかし、綺麗な服がなによりも大好きなおうさまがいました。
ある日、ペテン師がやってきて、
「私たちは、世界一素晴らしい布を織ることが出来ます。
その美しい布は、役にたたない人やバカな人の目には見えないという不思議な布です。」
と言って、おうさまの服を織りはじめます。
そして、おうさまは裸で町の通りを歩くことに・・・
いつかは出会うであろうアンデルセンの絵本。
私も小さい頃に出会って、おうさまは威張ってばかりいたので、ペテン師に騙されたのだと思っていました。
でも、おはなしを読む限りそんなに悪いおうさまとは出てきません。
ただ、服が大好きなだけなのに、騙されるなんて可哀想と思いました。
子供の記憶って曖昧ですね。
さて、今回の娘の反応は・・・
あまり、よくなかったようです。
理由を聞くと、みんながウソをついているから。
子供って素直ですね〜。
絵本を読み聞かせて、娘はあまりいい気がしなかったけれど、
親としては、素直で率直な感想でよかったです。
少し大きくなったら、また違った見方ができるんじゃないかな〜。
母は、そう思うよ。
また、読んであげるね。