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飼い犬とのお別れを描いたせつないお話なんですが、この絵本の価値って結構高いと思います。 動物を飼ってる以上、人間より寿命の短い動物とは必ずお別れする日が来るということ。 犬や猫を欲しがることがわが子もたまにあるけれど、これは避けては通れないということを忠実に書いてくれているように感じました。 その手の絵本はいろいろあると思いますが、どんどん老いていくという事実、他の犬は普段通り散歩してるのに何故自分の犬はもういないんだろう‥と寂しいはがゆい思いでかつて通った散歩道を一人で通る心境。 こういうのがとても具体的で、動物を飼ったことがあり亡くしたことがある人なら必ず体験する気持ちをつづってくれています。 難しすぎず、ファンタジーすぎず、子供に事実をそっと教えてくれる、そんな素敵な絵本だと思います。
投稿日:2013/01/21
作者が実際に飼っていた犬「りり」のことを絵本にしたそうです 自分よりも先に家にいた老犬のりりを亡くした悲しみを乗り越えるお話になってます 実際に動物を飼っている方は、必ず訪れる「死」について、様々な感情があると思います 命の尊さもきっと幼いながらに感じることが出来るでしょう 悲しみを乗り越えての感謝の言葉が印象的です
投稿日:2011/06/08
この絵本を読んで、2冊の絵本を思い出しました。 「ずーっとずっとだいすきだよ」 と「ぼくはねこのバーニーがだいすきだった」です。 一冊目は同じように飼い犬の死を乗り越えていくお話でが、「こんなことなら もっと たくさん、あそんであげるんだった。もっと たくさん なでておくんだった。」というわたしとは対照的に描かれています。 二冊目は、飼い猫の死のお話で、リリの思い出をたどりながらお互いの愛情を再認識していくところがにています。 どの本からも「愛情を伝える大切さ」が心に響いてきます。死、命、生、愛、いくつものテーマで読める絵本の一冊だと思います。小学生なら読むだけでなく、考えられる絵本ではないでしょうか。
投稿日:2008/07/02
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