きみとぼく(文溪堂)
谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語
ちょうおもしろい(フレーベル館)
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3件見つかりました
この作品は版画絵っぽいです。解説には特に書かれていませんが、、いつものマーシャ・ブラウンの作品とはちょっと違った味わいがあります。 また、この作品やけに昔ばなしっぽい作りだなぁと思ったら、インドの古いたとえ話集の中のおはなしを基に考えた物語だそうです。 絵ははっきりしていて見やすいです。 個人的にはゾウの身体の色、ライオン・トラ・ヒョウの動きの線が素敵だなと、思いました。
投稿日:2015/10/02
町の犬たちに吠え立てられ、藍のかめに逃げ込んだので、あおい山犬になったとおぼえ。 青いというだけで、みんなから畏敬の目で見られ、奉られいい気になります。 レオ・レオニにも似たようなお話があったように記憶しています。 自分の出自を隠すために、同属の山犬を追い払ってしまうのはどうかな?と思いました。 結末からはいろいろなことを考えさせられました。見た目を変えることによる栄華ははかないものですね。 内容的に、低学年には伝わりにくいのではないかと思います。高学年向けの読み聞かせならいろいろな考えが出てきそうでおもしろいのではないかと思いました。
投稿日:2008/08/13
マーシャ・ブラウンといえば「三びきやぎのがらがらどん」「ちいさなヒッポ」をぱっと頭に浮かべばがら読みました。 このお話は「パチャントラ」というインドの昔話を題材にされたそうです。北欧民話「三びきやぎのがらがらどん」もよいですが、このお話の版画の迫力が昔話の世界を素晴らしく表現していてとても素敵です。 一度読んだだけでは、お話の終わりが子どもにはわかりにくいとおもいます。しかし、何度も何度もくり返して聞くうちに教訓が体に染みついていくのが昔話の良さだと思うので、手元に置いてくり返し読みたい絵本だと思います。
投稿日:2008/11/04
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