作者ハンス・フィッシャーの代表的な絵本です。
昔の海外の絵本は、こういう柔らかい色合いの、線の細いイラストのものが多かったような気がします。
子どもの頃読んだ「どろんこハリー」(絵:マーガレット・ブロイ・グレアム)や、
「ちいさなおうち」(作&絵:バージニア・リー・バートン)など…
、流行りだったのでしょうか?
また、ピッチの表紙絵。これはすごいですね。
遠目に見ると、森の中でお月さまを背にしたピッチが描かれているだけに見えますが、よ〜く見ると、緑の部分に細い線で、物語に登場する重要な動物たちがこっそり描かれているんです。
本文の良さはたくさんの方がいろいろ感想でいってらしたので、ちょっと別の目線で、この絵本を覗いてみました。
読み語りで使うなら、幼稚園くらいから、小学校中学年くらいまでがお薦めではないかと思います。