はらっぱの真ん中、大きな水たまりがあります。
ぽこ ぽこ ぽこ ぽこ…お湯がわいています。
カエルさんも、いぬさんも、ねこさんもみんな気持ちがよさそうにお風呂。
ぐら ぐら ぐら ぐら…「どっこいしょっと おいらもおふろに はいらなくちゃ」と
「おふろやさん」が地中から出てきて、まちの銭湯にはいります。
おふろに入った「おふろやさん」。
その中に入って楽しむこどもたち。
そんな、ありえないけどちょっと入ってみたくなるお風呂のお話なのです。
「ケロ ケロ ケッケ ケロ ケッケ」、「ニャオ ニャオ ニャオーン」、
「そろり そろ そろ トッポーン」など、
繰り返される独特の音が、こどもには楽しいようです。