金の星社の「はじめての絵本たいむ」シリーズの第8弾。
文の中川ひろたかさんは、平田利之さんとのコンビで、「つみき」「ことり」「たまご」「ひよこ」と4冊を発刊していて、この作品は5作品目。
絵の柳原 良平さんは、サントリー宣伝部時代の大ヒット「アンクルトリス」が懐かしい限りです。
物語はとってもシンプルで、「あっ」という言葉と小さな車が登場するシーンで始まります。
それが次のページで車が大きくなって、3ページ目で、僕が乗っているという展開です。
それが、車、電車、船、飛行機と続くのですが、そのリズム感がとても心地よいもの。
きっと、赤ちゃんも、この繰り返しの展開に、惹きつけられることでしょう。
乗物好きならずとも、ファーストブックとしてオススメします。