小学2年生に読み聞かせをしました。
この本を読むに当たり、必ず、
「オオカミグーのはずかしいひみつ」を読んでからにしましょう。
それでないと、深さが伝わってきません。
さらにいうならば、この二冊は、子ども向けでありながら、
子育て中のお母さんが感動して泣いてしまう本でしょう。
グーは、傷を負って森にやってくると、イタチに子に会います。
どこか懐かしい…グーは、イタチに育てられた子だったのです。
お母さんにグーがしてきたことを考えると、
グーは、このイタチの子を守りたくて仕方がない。喜ばせたくて仕方がないのです。傷を負っているのに…
最終的には、2人は分かち合えるのですが、その過程に感動です。
しかし。
私は一冊目に感動しまくってしまったので、こちらは、いい話ではあるけれど、感動は薄かったです。
しかし、子どもたちにとっては、二冊連動していて、「なんか、すごくいい話だ。」と、感動していました。
とにもかくにも、まずは「はずかしいひみつ」から、読んでみて下さい。