「みつけたよ」 なかなかよいと思う みんなの声

私自身が、いわさきちひろさんのファンでもあるのですが、最近では子供もいわさきさんの絵が好きになった様子です。
この絵本は、物語というよりは画集のようでしょう。
添えられている文章も素敵でした。
「おめでとう一年生」という言葉で締めくくられているので、入学祝にもいいかなと思います。

いわさきちひろさんの絵は、一つ一つの絵に溢れる情感とイマジネーションの世界があります。
ストーリー性がなくても、言葉を添えれば絵の一つ一つが短編の物語になるのだと思います。
結城昌子さんの構成により取り上げられた絵は、いわさきさんの世界を充分に引き出しています。
添えた文章で、全体にストーリー性を持たせながらｍ、決していわさきさんの絵を邪魔していません。
多くの画集があるいわさきさんですが、こんな取り組みも素晴らしいと思います。

いわさきちひろさんの、可愛らしいイラストが
楽しめる一冊でした。

そして、四季のお花や野菜などが沢山出てきて、
７月はバラなんだぁとか、9月は野菊かぁとか、
大人でも発見があり、楽しめました。

内容自体は、ちょっと良く判らなかったけど
きっと小学校に上がる前に読んであげる絵本なんだと思います。

絵を見ているだけでも、気持ちが暖かくなる一冊です。