こんな自然あふれる中で暮らしていて、わざわざピクニックもない気もしますが、ピクニックは森ではなく、やはり野原でしょうか。開放感が違うでしょうしね。
私は、温暖地域でしか暮らしたことがないので、雪に囲まれた生活を知りません。
「さむいふゆ」にでてきたような、雪の降り積もった森の冬。
そして雪が解けて春。
春の感じ方は、私なんかとは、ずいぶんと違うんだろうなと思います。
そして絵が、春ですね。色がすばらしい。
森の中の絵は、暖かな春の木漏れ日にあふれ、森の外では、すこしかすんだ柔らかな青空。
ほんとう、はるのかぜ、はるのにおい を感じます。
人間は、年中、特に変わらず生きていますが、自然界では、春といえば、赤ちゃんが生まれたり、冬眠から目を覚ましたり、いろんな植物が顔を出したり、はじまりの季節ですね。
いろんな動物や植物が出てきて、娘はそれを楽しんでいます。
我が家の周りは、いろんな植物や虫や鳥に触れ合う機会が多い地域ではありますが、春や秋の季節のいい時期には、歩いてピクニックがしたいなと感じさせてくれる絵本です。