子どもを膝の上に乗せたり
並んで座って楽しむのがいいかもしれません。
色も鮮やかで遠目が効くため おはなし会にも向いていそうですが
探し物絵本のテイストも持ち合わせているので
どちらかといえば親子など少人数で読んだ方が盛り上がりそうです。
飼っていたとりのワゾーが置き手紙をしていなくなってしまい
ぼくとお父さんの2人で探しに出かけるのですが
ワゾーはどのページ(場面)にもこそっと登場しています。
目を凝らしてよく見ないとみつかりません(笑)
(でもこれは読み聞かせ2回目以降のお楽しみですが…
理由は読んでいただけばわかりますよ☆)
また ワゾーが残した「きっとみずのそば」というメッセージに添って
世界中を旅してまわる展開から
水のある所って 自然の豊かな土地だったり
人(生き物)がたくさん集まる場所だったりするのだなと
気づかされた感じもしました。
人間だけでなく たくさんの命を育んでくれる地球が
いつまでも豊かな水をたたえ 緑あふれる星であって欲しい
―作者からのそんなメッセージが聞こえてきたような感じもしました。