ババールシリーズはどれも字が意外と多くて、3歳くらいの子には
ちょっとお話が長いです。
でも。
穏やかな色調で描かれたババールの世界はやはりステキ。
とくにこの「ババールのひっこし」はワクワクします。
新しいお城にババール一家が引っ越してきて、新居の中を探検・・。
花柄の華やかな壁紙の部屋。
大食堂。鎧(よろい)。大きなお庭に、図書室。
そして・・・・ヒミツの地下道・・!!
夢のお城。
子供心をそそります。
細かいところではちょっとレトロでヨーロッパぽい形の車の絵がかわいい。おしゃれ。
開いて2ページめの、ボンネットにたくさんトランクを積んだ
ババールの緑の車がお城に近づいてゆく挿絵が
一枚で完璧な世界を作っていて、最高に好きです。
・・・・とゆうわけで、大人もそそられてしまう一冊ですね。