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ゆきなかなかよいと思う みんなの声

ゆき 作・絵:ユリ・シュルヴィッツ
訳:さくま ゆみこ
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1998年11月
ISBN:9784751519721
評価スコア 4.62
評価ランキング 3,873
みんなの声 総数 54
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17件見つかりました

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  • ワクワクしました

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    自分も子どもの頃、雪が降りそうな時、こんな風に今か今かとワクワクしたものです

    上を向いていると、一片二片と雪が降りてくる様子が、まるで自分が空を飛んでいるような錯覚を起こして、楽しかったなぁ〜

    大人の思いとは別に、街並みが少しずつ雪に埋もれていく様子が、素敵です

    建物のオブジェまで一緒に踊りだすような、不思議な感覚が子どもにもおもしろいと思います

    投稿日:2011/09/03

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    1
  • ゆきへの想いが伝わる作品

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    作者のユリ・シュルヴィッツ は、1935年ポーランド ワルシャワ生まれ。
    1959年アメリカに渡り創作活動を始めます。
    この作品は、1999年のコールデコット賞オナー賞受賞作品。
    他に、1969年「空とぶ船と世界1のバカ」でコルデコット賞、1980年の「
    たからもの」、2009年の「おとうさんのちず」で、コルデコット賞オナー賞を受賞しています。
    初版は1998年で、邦訳は1998年の作品。
    原題は、Snow。

    物語は、
    「そらは はいいろ
    やねも はいいろ
    まちじゅう どんより はいいろです」
    という書き出しで始まります。
    暗い町並みと、特徴のあり過ぎる大人たちが行き交います。
    一片の雪が舞った時、男の子は、「雪が降っているよ」と言うのに対して、大人達は、無関心。
    雪が降り出すと、子供だけが大喜びで、大人達は居なくなります。
    代わって登場するのが、マザーグースの本屋の外壁から飛び出したマザーグースのキャラクター。
    ハンプティ・ダンプティと老婆とガチョウが、子供の所に降り立ち、一緒に踊りだすのです。
    そして、雪で覆われた町は、鮮やかな青空に映えて真っ白。
    とても暗かった同じ町とは思えません。

    何処の国でも、大人にとって雪は厄介物なのに対して、子供にとっては、楽しいもの、嬉しいもの、わくわくするものなのでしょう。
    その雪が降る僅かな時間の出来事を、大人と子供の対照的な姿を通じて、象徴的に描いています。
    とても静かな作品ですが、ゆきに対する子供の想いが伝わってくる、共感し易い作品だと思います。

    投稿日:2011/08/24

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    1
  • 雪ってすごいね

    薄暗い色合いから始まります。

    そこにひとひらの雪。

    この小さな雪にみんなの期待が高まります。

    でも小さい雪はすぐ溶けてなくなります。

    少しずつ増えていく雪。

    このまま降り積もれば街は明るくなります。

    そうなるとみんなも自然と明るくなります。

    ほら、表情が全然違うよ。

    雪ってすごいね。

    みんなの心を動かしたね。

    投稿日:2020/10/18

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  • はじめはひとひらの雪だけど

    ひとひらのゆきがふわっと舞い落ちる光景から始まっているお話です。
    ためらうように、はらりと舞い降りては溶けてゆく薄い雪片。
    期待を込めて見上げる子供たちと、たいして関心を示さない大人たち。
    大人たちは、ラジオやテレビのいう通りって感じですが、、。
    小さな雪は、少しづつ、少しづつ、、やってきます。
    ただ、少し降って消えてしまうように見えた雪は、いつの間にか
    街中を真っ白にするくらいになります。
    ちいさな力、ちいさなものの集まり、いろいろと考えてしまう絵本です。

    投稿日:2017/06/22

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  • はいいろの空

    まず最初に、どんよりとした灰色の空から、この絵本は始まります。
    それを見ただけで、この作者さんは本当の冬を知っているのだな、と思いました。
    雪が降る前の、あの空がありました。
    無邪気な子供と、冷めた大人の対比が、面白かったですね。

    投稿日:2014/02/11

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  • さむい日に読みたい。

    • 振袖柳さん
    • 50代
    • その他の方
    • 埼玉県

    美しい欧州の街並みに、ちょっとクラッシックで、ユーモラスな、おしゃれな人々。圧倒的に、絵を楽しむ絵本。大人のファンも多い事と思います。
    小学生全般で読みますが、じっくり読み聞かせる絵本ではないので、グイグイと引き込まれるような、長い昔話の後、美しい絵に、ゆったりと心を委ねて、クールダウンしてほしい時に読みます。
    もちろん、今にも雪の降りそうな、雲の垂れこめた、さむいさむい日に…。

    投稿日:2012/12/18

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  • 雪の降る前のわくわく感

    言葉は少ないですが、絵本の中の雪のようにほっと落ち着ける絵本です。大人になった今でも雪が降る前のわくわく感をかきたてます。娘もそんなわくわく感を感じて絵本を開いていました。大人も子供も、初雪って嬉しいですよね。海外の作家らしい独特な絵もしっとりとした雪景色をよりいっそう素敵にしています。
    ゆきは、ラジオをききません  ゆきは、テレビもみません
    このフレーズが私(母)はお気に入り。娘は当たり前やん!なんていいながら笑っていました。

    投稿日:2012/01/29

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  • 一粒から

    雪って急に真っ白になることはありません。
    始まりはほんの一粒。
    ひらひらと舞い降りて
    そして消えて、また舞い降りる。
    その小さな粒が増えて、重なることで
    白い世界になるんです。

    当たり前だけど見過ごしていたように思います。
    その一粒を見つけたり感じたり出来るのは
    やっぱり子供ですね。
    一番純粋で、一番心が清いですから。

    投稿日:2011/08/19

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  • ゆきのうれしさ

    • おだやかさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛媛県
    • 女の子7歳、男の子5歳、女の子2歳

    小学校の読み聞かせボランティアで、3年生の子達に読みました。

    ゆきって、大人にとっては「やっかいなもの」って感じですが、やっぱり子供には「楽しいもの!」「うれしいもの!」「きれいなもの!」ですよね。

    そんな子供のすなおな気持ちと、雪の美しさが表現された本だと思います。

    この日は冬にしては暖かい日だったので、子供たちには反応薄。
    でも中には「ゆきってきれいだよね・・・」なんて、ロマンチックに思ってくれた子もいたかも!?

    雪がちらちら降ってる日に似合う絵本でした。

    投稿日:2010/01/23

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  • ふわふわあそんで。。。

    大人って素直じゃないですね。
    たとえひとひらの雪でも「本当だ、降ってるね。」と言いたいです。
    雪の描写がまるで子供を表しているかのようです。
    雪は舞い降りるだけ、そして男の子は雪が降るのが嬉しいだけ。
    なんだかいい感じです。

    投稿日:2009/02/27

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