はじめてのクリスマス(偕成社)
人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本
かむもかまぬも神だのみ めちゃヘンな早口ことば(小学館集英社プロダクション)
これ、言える? 言えたらヒーロー! みんなで遊べる! 一瞬で噛んじゃうヘンテコ早口ことば!
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13件見つかりました
この本を読ませて頂いて、とても感動しました。これはひじょうにインパクトのあるお話だからです。私はこの本を読んで、やさしいぞうのことを思うと、胸が熱くなりました。これは何度も繰り返し読みたくなるお話です。素晴らしいの一言に尽きます!
投稿日:2022/07/01
ある日、白い象は、変な臭いがしていることに真っ先に気付きました。火事です。大人のぞうも子どものぞうも、一生懸命逃げましたが、ハンディを持って生まれた白く弱虫の象は、走るのが遅くて…。 インドで起こった実話をもとにしたお話です。命をかけて我が子を守り抜いたお母さん象。ですが、その母の愛が白い象を優しくも心の美しい象へと成長させくれたのです。人間社会においても同じで、弱い者であっても、互いを認め合い受容する社会にしていかなれば、と胸に込み上がるものを感じました。
投稿日:2021/08/11
走りやおしゃべりが上手でない、白い子どもゾウと、そのお母さんのおはなしです。 実は、実話がベースになっているそう。 かこさとしさんが、優しいまなざしで、物語を紡ぎ出しています。 集団になじめない白いゾウは、実は鼻がよく利くのです。 そして、いち早く山火事の危険を知らせるのですね。 ところが逃げ遅れてしまい、周りは火の海に。 お母さんは白いゾウをかばって焼け死んでしまいますが、白いゾウはそのおかげで助かるのです。 母の強さを感じます。 だからこそ、白いゾウはさらに心が優しくなったのではないでしょうか。 ゾウという集団だからこその立ち位置、多様性などについてそっと感じさせてくれると思います。 高齢の村長さんがそのあたりをうまくフォローしてくれ、心強いです。 山火事後の、ゾウの群れの復興の姿も学べると思います。 小学生くらいから、かこさとしさんの、優しい心のおはなしを受け取ってほしいです。
投稿日:2021/08/10
もうすぐ3歳になる娘と読みました。山火事が広がり、真っ赤になったページの迫力に、少し怖がって見ていましたが、それでもしっかりと聞いてくれていたようで、読み終わった後は、「しろちゃんとお母さんごっこ」を何度もしていました。 まだ、「死」や「我が子を守る母象の尊さ」といったことを理解するのは難しい年齢ですが、きっと心に響くものがあったのだと思います。 娘が成長した時に読んだら、どんなことを感じて、お話してくれるのかな…。大きくなってからも、また読んであげたい本の1冊です。 なお、娘は「からすのパンやさん」も大好きで、折り紙の鶴を使って、ごっこ遊びをよくやっています。こどもが絵本の世界に吸い込まれるような、生き生きとした動物たちの姿が、かこさとしさんの絵本の魅力だなぁと感じました。 …ちなみに私自身は、お母さん象が「もっとしろちゃんと一緒にいたかっただろうなぁ」と思い感極まってしまいました。子離れできそうにありません…(笑)
わたしはこのしろいぞうを読んで、同級生を思い出しました。 色白で金髪。はじめはハーフかと思いましたが、ずっと水泳を続けているせいだということでした。 それでも、わたしはその子に自分や他の子との違いに、憧れと、近寄りがたさを感じていました。 その子を特別に感じたのは、わたし勝手なの受け止め方。 いろんな人がいる。 それが自然なこと。 ひとはそれぞれ得意不得意があって、助け合うことができる。 この本にはとても大切な事が描かれています。 小さい頃から伝えていきたい事だと思いました。
やさしくておとなしい、しろいぞうのこ、しろくん。 みんなと同じように、かけっこやおしゃべりが上手にできないしろくん。 そんなしろくんが、へんなにおいがする、きっと火事だと、森のみんなに危険を知らせます。 森のみんなが逃げる中、逃げ遅れたしろくん。しろくんを助けようと、命をかけて守ってくれたおかあさん…。 悲しくも優しく、愛に溢れた温かな作品です。 子どもたちに、優しく教え導く村長さんや、命をかけて子どもを守るおかあさんぞうの姿を通して、大人としての責任や在り方を、示してくださっているように思います。そして、そんな大人に導かれ、子どもたちは、違いを認め、個性を尊重し、助けあって生きることの素晴らしさを学んでいくのだと。 村長さんの優しい言葉に触れると、在りし日の加古先生のお姿と重なり、胸が熱くなります。 天国から加古先生が、今日も優しく子どもたちの姿を見つめながら、 「やあやあ げんきに あそんでいるね。」「よしよし みんな なかよくな。」と声をかけてくださっているような気がします。 「こどもさんたちのために」と、生涯をかけて作品を届け続けてくださった加古先生。これからも、多くの子どもたちが、かこせんせいの作品に出会えて、心豊かに育ってくれますように。
投稿日:2021/08/08
ハンデがあること、自分の良さに気づいて活かすこと、多様性など、さまざまな視点から読むことができるとても良い絵本だったと思います。 ただ、私は母親という立場から、子どもの白いぞうを命をかけて守った母親ぞうの存在が一番印象に残りました。 「母の思いの原点」を見せていただいた気がしています。 胸にぐっとくる、良いお話でした。
投稿日:2021/08/03
この本を読んでまず感じたのは、母ぞうの強い意志です。 他のぞうと違う白い体の我が子。走ることやおしゃべりも上手に出来ず、他のぞうたちと比べてしまえば、劣っている点があるのですが、そんな我が子のことを、理解し、自分が守り、育てようという気持ちの強さがとても伝わりました。 他のぞうたちに、いじめないで遊んでやってね。と声をかける様子や、燃え盛る炎の中、励まし、諦めることなく生きようとする姿。そして、身を挺して我が子を守り抜く強さ。 衝撃的な物語を通して、母ぞうの強い意志を感じ取ることが出来ました。 何でこんなにも、強くいられるのだろう。この母ぞうは、最初からこんなにも強く強い意志を持っていたのだろうか。。。 同じ母親という立場で見た時にそんな思いが浮かびました。 もしかしたら、この母ぞうも最初は不安で、思い悩むこともあったかもしれない、でもどこかで覚悟を決め強い意志を持って生きていたのかもしれない。そんな風にも感じました。 そして、このお話でもう一つ印象に残ったのが、周りのぞうたちがしろいぞうの劣る点、短所を見るのではなく、良い点を見てあげていたということです。 ぞうの村長さんが、同じ仲間だということをこぞうたちに諭す場面や、火事の匂いを1番に嗅ぎつけ知らせてくれたしろちゃんが生きていたことを喜び、また仲良く遊ぶ場面が印象的でした。 しろちゃんがかすかなにおいの違いを見分ける遊びをみんなに教えてあげたおかげで、ぞう狩りの人間や水や食べ物の匂いまで嗅ぎ分け、みんな幸せに暮らしている様子は、とても嬉しくなりました。 そして、そんちょうさんが亡くなったあと、みんなが 力が弱くてもやさしくて心が豊かなしろいぞうをそんちようさんに選んだことも素晴らしいなと思いました。 お互いが、短所に目を向けて卑下し合うことなく、良い所に目を向けて認め合うことで、みんなが幸せに暮らすことが出来るのだなと思いました。 悲しい出来事を乗り越え、みんなで力を合わせ、幸せに暮らしていく様子にとても力をもらいました。
投稿日:2021/08/01
走ったり、おしゃべりしたりするのは得意ではないけれど、感覚がするどい白いぞう。 「ね、しろちゃん。がんばらなくちゃ ぞうのなかまに なれないよ」応援しているようで、実は認めていない周りのぞうの言葉がささります。 あとがきによると、ハンディのある子や方々の理解と励ましになる作品として作られたとか。納得です。自分の特性をいかして、周りに認められるようになってほしい。そんな願いを、しろいぞうが叶えてくれています。個人的には、その言葉は優しさではないよと、優しさのつもりでかけた言葉が傷つけていることに、多くの子どもが気づいてくれればなと思いました。
内容をしらずに読んだので、かわいい表紙からはまったく想像してなかった内容でした。母親ぞうの行動は本当に胸をうたれました。また、それが実話をもとにしたお話というのは本当に驚きです。その後のしろいぞうをとりまくぞうたちの変化など、色々考えさせられる絵本でした。
投稿日:2021/08/02
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