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戦国の世を舞台にした、人と天狗が入り混じりながら物語が進んでいく児童書です。 天狗の生活やしきたりもくわしくえががれていたり、天狗という現実とはまた違った世界観を感じられる1冊です。 時代背景も武士の時代なので、そこもまた面白いですね。
投稿日:2021/12/13
雑誌に連載していたこともあり、前半の導入部分に比べて、後半の展開がはしょられたような気もしますが、物語自体は濃厚で面白かったです。 さすが、佐藤さとるさん! 天狗の出てくる物語ですが、天狗が「人さらい」といわれているわけ、天狗の変化(へんげ)の仕方、天狗道の流れなど、ちゃんと筋道が通をっていて、ただ「天狗」が主人公というだけでない、しっかり作られているところがすごくよかったです。 少し前にはやった「町でうわさの天狗の子」という漫画で描かれていた“天狗道”と似ているところもあって、思い出してしまいました。 この漫画を知っている、または読んだという人には、ぜひこちらの「天狗童子」も読んでもらいたいです。 鎌倉を舞台に描かれているお家騒動(鎌倉時代後期の事件)も、歴史にのっとった部分が多く、歴史好きの人にも是非お勧めしたい一冊です。
投稿日:2018/05/13
ごめんなさい、絵本ではないのです。しかも長編の児童文学なのです。 でも、『だれもしらない小さな国』の感想を載せている方が何人かいらっしゃって、佐藤さとるさんのファンタジーの大ファンの方も多いようなので、是非紹介したくて書くことにしました。 私の姉が『だれもしらない小さな国』の大ファンで、若菜珪さん挿絵の初版本を宝物にしているのですが、私はそれほどのめり込んだ方ではありませんでした。 ただ久しぶりの長編だからということで、この本を借りてみたのですが、読み始めたらもう止まらなくなりました。 そんなに派手な内容ではなく、むしろ地味で静かな滑り出しなのですが、なんというか、ぐいぐい引き込まれていくのです。 作者の筆力の素晴らしさを改めて痛感しました。 天狗や実在する歴史上の人物やいろいろな登場人物が入り乱れて、程よい緊張を保った日本のファンタジーです。 悪人も出てきませんし、ハラハラドキドキの場面も特にありません。 けれど、大天狗様の堂々とした様子を筆頭に、位の高い天狗たちの品格の素晴らしさや、物語を動かす山番の与平じいさんたち一般の人々の人の良さなど、忘れていた日本人の良さが感じられます。 後半、物語が走りすぎて尻切れトンボになるところも見られますが、最後まで一気に読み切らせてしまう力強さを持った本です。 小学校高学年くらいなら自分でも十分に楽しめます。
投稿日:2006/12/10
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