多田多恵子さんの作られる植物関連の作品はとても読みやすく、興味の対象を分かりやすく描かれているところが好きです。
今回は特に「葉っぱ」について科学的だけれども、小学校中学年くらいからなら十分り替えできるような、不思議なつくりや形、葉っぱの働きなどを写真付きでいろいろ例を挙げて説明してくれていました。
「気孔」を顕微鏡で見る授業って、今は何年生くらいで行うのでしょうか。そこから始まって、葉っぱの大きさ違うとその植物たちにどんな違いがあるのかや、
葉っぱの働きでっ水をはじく「ロータス効果」というものがること、
朝、葉っぱについているのは「朝露」だけれども、
葉っぱの先にたまっている水滴は、葉の中から水孔を通って外に押し出されてきた「道官液」だということも知りました。
このページの「シロホウエンゴサク」の写真がとてもきれいでした。
また、イネ科の植物が、身を守るために葉に作られている「プラントオパール」(植物のガラスの棘」の話も興味深く読みました。「プラントオパール」も拡大写真できれいに見せてくれています。
やはり、植物が好きな人は植物の見方が全然違うんだな〜、すごいなぁと思いながら読みました。