「カメレオンどろぼう・ドロン」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

子どもと安心して、かつ、楽しく読める泥棒のお話でした。
ドロンは泥棒というよりは、怪盗というイメージのほうが近いのかもしれません。
結末には、ちょっと強引な印象はありましたが、これはこれで良かったと思います。
おもしろかったです。

タイトルにひかれ、手に取りました。
ハリネズミのチクリン警部に、カメレオンどろぼうのドロンから「金の冠をいただく」という挑戦状が届きます。
体の色を変えられるドロンは、誰にも見つからずお宝にたどり着きますが、警部も守りを固めていて…
ドロンと警察の追いかけっこ。
ラストは予想外の展開です。
ページの中から、身を隠しているドロンを探すのも楽しいです。
おしゃれなイラストで、大人も楽しめました。

ハリネズミ警察署と　カメレオンどろぼうの対決
カメレオンの強みは　姿をそれに合わせて変えてヘンシンできること
美術館の中でのヘンシンぶりも楽しめる
きんのかんむりをカメレオンの長い舌で　頂きと思いきや
激辛カレーとは　ハリネズミ警察もやるね〜

ところが　もう一枚上手のどろぼうがいたんです
なんと　ネズミが　ハリネズミにヘンシンして　きんのかんむりを盗んだとは　まいったね〜
しかし　これを　捕らえたのは　カメレオンどろぼうの強力な舌

そして　ラストのヘンシンぶりは？
カメレオンたんてい・ドロンとは？
泥棒を捕まえる　探偵ドロンにヘンシンしたのです

フフフフ・・・・
おもしろい展開でした

こちらの絵本のイラストを描かれた伊藤夏紀さんは、どいかやさんの絵本のイラストを描かれているので知りました。
伊藤菜月さんの描くイラストたちの何とも見応えのあること！
絵本の楽しさは、お話の内容はもちろんですが、イラストを楽しめることにもあるのだなぁと、絵本の醍醐味を改めて感じました。