かこさとしさんは 同じ人間でありながら 肌の色や風習が違うからと 争いがあることを 悲しく思われてこの絵本を子どもたちに届けられました
北海道の原住民アイヌの人々がどう生きたのかを書かれています
ヌプキナとはすずらんのことです
すずらんの白い花が 涙の連なりのように思えますと後書きに書かれています
タキシは妹のチリが体が弱いので 美味しいものを食べさせてあげたいと思い 狩りにでました
しかしそこは 御領地(侍の土地)アイヌの人々の土地を追い出して取り上げたのです
こんなことが許されるのでしょうか! 権力者がアイヌの人の土地を奪って良いはずがありません!
狩りにでたタキシは鉄砲で撃たれて殺されたのです 悲しいお話です
これは 昔のお話ですが実際にあったことなのです
それを、今を生きる人に伝えたいと描かれた かこさとしさんの思いが 本当に伝わります
涙しながらこのお話を読みました
私も子どもたちに読み聞かせてあげたいと思います