「うそうさぎ」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

「うそうさぎっていったい・・・？！」
ユーモアあふれる１冊です。
小学校の読み聞かせで大真面目に読んでみましたが大正解！！

「うそー！」
「ぎゃー！」
なんて、悲鳴？にも似た笑いがページをめくるごとに大きくなって
（こんなにウケちゃっていいの？）
と、内心ビックリしました！

ユーモア絵本、ナンセンス絵本が苦手な方にもこれはお勧めです。

童心のままに作ったような・・
やわらか〜い発想の絵本だと思いました。

なによりフフフ・・と思わず愉快になります。

こんなうさぎいないよー。ウソ、ウソ！
と思いつつも「ほんとにいたら愉快だな」と。
「うさぎごりら」なんて、ほとんどゴリラだし。
「うさぎへび」は見た目がすっごくヘン！
「うさぎピカソ」・・・子供はピカソ知ってるかなぁ・・。
「うさぎゆうれい」・・・キャー！笑

とにかく読みながらツッコミまくりです。（もちろん楽しく）

ぽてっとした絵の具の濃く落ちた色や
薄く滲んだ感じもとてもいいです。

「こんなうさぎいたら、どうする？」といった感じの絵本です。
空想の世界。
いる分けないうさぎが次々に登場します。
「えー」「へんなのー」という娘たちの声の連発です。
最後には本物うさぎが出て来てめでたしめでたし、なのでした。
駄洒落も満載です。

楽しい言葉遊び絵本といった感じでした。

「うそでしょう　こんなうさぎ」
「うさぎとら」

といった感じで、どちらも「う」から始まる文。
うそもうさぎも「う」ですからね。

絵をみれば、動物が何なのかわかるので、
答えは2人でいうようにしている我が家。

でもどちらも「う」で始まるからつい
「うそとら」とか言ってしまい、
間違いに気づいて大爆笑といった感じでした。

挿絵もかわいい〜というにはほど遠い感じ。
でもそれがまたなんかいい味をだしているなあと思う我が家でした♪