「ねぇあそぼ」と子どもが親に語りかけて始まったであろうと思われる、親子の遊びの様子が、素朴な、あたたかい絵で描かれています。
動物だけでなく、植物の親子や、月と星が遊ぶ様子も登場して、
「みーんな遊ぶんだよ」というメッセージと、どの親子もニコニコ笑顔で本当に楽しそうな、幸せそうな様子が伝わってきて、
読んでいて、ほっかりと、あたたかい気持ちになれました。
さりげなく、春夏秋冬の順番に季節を感じられる光景が描かれているのも素敵な心遣いだと思いました。
息子のお気に入りのページは、最近実際に筍狩りに行って目にしたばかりの「たけのこ」と、たくさんの秋のおいしいものが登場するリスの親子のページだったようで、かなりテンションがあがって「これ見たよね!」「わぁ!ごちそういっぱい!」とたくさんおしゃべりしながら読みました。