主人公のトーマスは、ぬいぐるみのくまくんと遊びたくなって探すことにしました。机の下を見たり、ベッドの下を探したり.... その度ごとに違うおもちゃが出てきます。途中で、すっかりくまくんを探していたことを忘れてしまい、他のおもちゃで遊び始めてしまいます。そして、しばらくたってから、ふと、くまくんを探していたことを思い出し、また探し始めます。いつのまにかトーマスのまわりは、とっても散らかってしまい、片付けていると....
もうじき3歳になる息子に、この本を読んであげると、ものすごい食いつきようでした! 多分、ものすごく、このくらいの年齢の子供の日常行為や心理が巧みに描かれていて、本人は自分の分身を見ているような気になるのかもしれません。今日も、読んでくれとせがまれました。
一人で探し物をしながら、ちゃんとお片づけをするところも、親としては素晴らしい展開だと感じいってしまいます。
読んであげるのなら、自立心の芽生える3歳頃からがちょうどよいのではないでしょうか?! お薦めの1冊です。