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モモちゃんとアカネちゃんの本(1)ちいさいモモちゃん自信を持っておすすめしたい みんなの声

モモちゃんとアカネちゃんの本(1)ちいさいモモちゃん 作:松谷 みよ子
絵:菊池 貞雄
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1974年
ISBN:9784061192317
評価スコア 4.72
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みんなの声 総数 17
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  • ママとなった私が感じたこと

    この本は昭和45年発行のもの。おそらく私が今の娘と同じ
    くらいの時に、母に読んでもらっていたのではないかしら。
    黄ばんだページ、印刷もぼこぼこしているので活版印刷?の
    年代ものの本だけど、本の内容以前にそんな古びた雰囲気も
    とっても気に入っています。

    自分で読めるようになってからも、何度も何度も読んできた
    本だけれど、こうやってあらためて娘に読んであげていると、
    今まで感じたことのなかった気持ちになります。
    なんかもう、モモちゃんが産まれてお風呂に入れてもらって
    いる場面から涙ぐみそうになってしまう。

    自分が赤ちゃんだった頃のこと(など覚えてもいないのに)、
    娘が赤ちゃんだった頃のこと(今だって十分小さいのに。で
    も赤ちゃんの時代はあっという間に過ぎ去ってしまうものな
    のですよね)、それからこれから大きくなっていくであろう
    モモちゃんのことなどを思って感傷的な気分になってしまう
    のです。

    お母さんとなった私は、今までは気にすることのなかったモ
    モちゃんのお母さんにも感情移入してしまうし、お母さんと
    私とをくらべて「至らないママである私」を反省してみたり
    「働くお母さんはつらいこともあるだろうなあ」と切なくな
    ったりもして。

    娘は、なんら感傷的になることもなく(当たり前ですね)、
    楽しく聞いていました。
    ちいさいモモちゃん、私はこの1冊しか持っていないのだけ
    れど、たとえもっともっと寂しくなっちゃうとしても、続き
    も手に入れて、娘の成長と共に。モモちゃんの成長を見守っ
    ていきたいなあと思っています。

    投稿日:2010/09/03

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  • 懐かしい子どもの頃の本

    子どもの頃に読みました。

    いつ息子に読んだらいいものかと思っていたら、ちょうど国語のプリントに出てきて「読んで」と言われました。

    子どもの頃はモモちゃんの視点で読んでいましたが、今は親の視点で読んでしまいます。

    所々、ああこんなことがあったと懐かしく読みました。

    息子が笑っていたのは、モモちゃんが水ぼうそうになり、キュウリのいぼいぼを見て、キュウリが水ぼうそうになっていると言ったところです。

    大人は「大きくなったわね」と「まだ小さい」というのを巧みに使い分けますが、子どもはそんな大人の都合をよく見ているものだなあと思いました。

    懐かしい子どもの頃の本を息子と一緒に読めてよかったです。

    シリーズもありますし、これから子どもと一緒に読み進めていけたらいいなあと思います。

    投稿日:2010/02/07

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  • 子供の心をとらえる本

    • でんでん子さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳、男の子2歳

    自分が小学校1年生の時、担任の先生が読み聞かせをしてくれて大好きになり、自分でも購入して夢中で読んだ本です。
    子供が出来て、まだ当時の人形の表紙で販売しているのを見つけて早速購入しました。
    が、読んでみて、あれ?こんだけ?こんなつまらない話だったっけ?とちょっとがっかりしてしまいました。
    「これは子供に読んでも喜ばないかなあ。。。」と思いながら、6歳と4歳の息子に読んだところ、2人とももう夢中。寝る前に1日1話と決めたのですが「もう1つ、もう1つ」と1話では終わらない日の方が多いです。
    自分は大人になってしまって、子供のころの感覚というか感性が無くなってしまったのかもしれません。やっぱり子供は大好きな「ももちゃんシリーズ」です。

    投稿日:2009/09/30

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  • モモちゃんの誕生から

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子3歳

    古い本で今も変わらず愛されるモモちゃんシリーズを初めて娘に読み聞かせる時はワクワクしました。幼年童話に慣れてきた頃が良いかなと思います。モモちゃんの誕生時のエピソードから笑わせてもらえました。赤ちゃんに親近感を覚える娘にとってピッタリの内容です。

    投稿日:2020/05/14

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  • モモちゃんの成長

    生まれてから3歳になるまで、「あかちゃんのうち」から保育園まで、モモちゃんの成長が生き生きとまぶしいばかりに描かれていて、わが子の成長と重ね合わせて読みました。
    動物たちが参加して、アットホームな物語です。
    モモちゃんのたくましさが、シリーズでどの様に育っていくのか、期待させる一作目です。
    動物たちの参加で、ユーモラスな物語になっています。
    「モモちゃん、動物園にいく」の仮想空間が一番気に入っています。

    投稿日:2020/04/26

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  • プレママ読んでみて

    「誰も知らない小さな国 さとうさとる」と同時期に、自ら手にした思い出深い本です。モモちゃん世代です。 妊娠中のお母さん、ぜひぜひ読んでみて下さい!
    絶対生まれてくる赤ちゃんのが楽しみで、胸がはちきれてしまいますから!
    赤ちゃんとの日々は大変だけどこんなに楽しいんですよ!

    子供の頃読んで、出産してまた読み返したら、全然違う読み方が出来て、それがとてもおもしろかった。
    子供の頃はモモちゃんと、今はママと一緒になって読みました。
    よく考えてみたら、このシリーズを集めていたのは子育て真っ最中の母だったのです。

    日常のちょっとしたことが、子供の目にはこんな不思議なファンタジーに映るのでしょうかね。
    童話では動物が喋って二本足歩行するのはありがちですが、このモモちゃん達の毎日では、カレー粉やくつしたまでもが喋って歩く。
    大人が描いたとは思えない夢に満ちた物語の裏で、やはりお母さんである作者だからこそ描けた、母性溢れる優しい視点の成長物語でもあります。
    そしてパパとの関係の悪化や死など、大人にならないと味わえない要素もあって、いつまでも読める作品です。

    パパの靴だけが帰ってくる話、カバコフモシモーノの話は、大人だからこそ忘れられない。
    本棚に立っているのを、娘も自主的に読んで大ハマり。モモちゃんのテストが悪いことや、ママに怒られるところに共感したようです。

    投稿日:2014/11/28

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  • 童話の入り口に最適

    • たっちママさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子4歳、女の子1歳

    絵がないと読み聞かせを楽しめなかった年齢から、3歳後半になって絵なしでもストーリーを想像して楽しめるようになりました。
    3歳後半から4歳前半、ヘビーローテーションで寝る前に読んでいた本です。
    私自身はモモちゃんシリーズをあまり読んだ記憶がないのですが、さすがロングセラーというか、息子はとにかくこのモモちゃんシリーズが好きでした。
    短編がいくつも入っているような形なので、いつも題名を一通り全部読まされ、その中から息子がこれとこれ、と選んで読みます。
    モモちゃんシリーズの最初なので、モモちゃんも小さくかわいらしくて、微笑ましい話が多かったです。
    言い回しが少し古いというから、固い部分も有り。今では日常にあまり使わない言葉も出て来ますが、正しい日本語を知る意味ですごくいいと思います。
    息子はこのモモちゃんシリーズから、いろんな絵のない童話を聞けるようになりました。
    オススメです。

    投稿日:2014/04/28

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  • ファンタジー!

    モモちゃんという赤ちゃんの毎日が描かれています。
    夢の中だったり、夢のようで夢じゃなかったり、
    友達と遊んでいたりと、とてもファンタジーです。
    特に最初のカレーライスのお話は、夢が溢れていました。
    所々に交える写真も可愛いです。

    この本は、ほかの出版社さんでも出版されていますが、
    講談社のこの本を、おすすめします。
    他に比べて値段が高いですが、迷われる方はこちらをおすすめします。

    黒猫の「プー」がモモちゃんと同じ位登場するので、猫好きさんや、
    お子様、お母さんにおすすめします。

    投稿日:2014/01/26

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  • 親になって再び・・

    • 10月さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳

    この本は、子供のころに家にあって、親になって今回手に取ったのは
    ほんとうに何十年ぶりかでした。
    カラーのお人形のモモちゃんのページも、中のイラストもとても
    懐かしくて、まるでひさしぶりの知人に再会したような、
    モモちゃんくらいの年頃の自分に再会したような・・・
    そんなふしぎな気持ちに満たされながら息子に読みました。

    すると、まぁ!
    モモちゃんの誕生から始まるのですが、これがまた
    息子の赤ちゃんだったころの日々が実に鮮やかに思い出されるのです。
    乳白色の淡いぽわんとした空気。
    新生児からよちよちくらいまでの、あの特別に濃密な空気。

    おさじさんや黒猫のプーやらもお喋りして、ファンタジーなのに
    とてもリアル。
    なんなんでしょうか、これは。

    息子もすぐ大好きになり、読んで〜とせがまれっぱなしでした。
    親の立場になって、また再会できてよかったです。

    投稿日:2011/11/24

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  • モモちゃんといっしょに成長

     このシリーズを初めて読んだのは、娘が3歳の誕生日を迎えてすぐのこと。モモちゃんも、物語の終わりにちょうど3歳になったところでした。
    モモちゃんも、そして、娘も、あっという間に大きくなり、モモちゃんよりも一足先に1年生になっていた娘は、入学式のことなど、なつかしそうに聞いていました。

     モモちゃんの周りでもずいぶんといろいろな変化がありました。
    大きくなるって、楽しいことばかりではないんですね・・・。
    モモちゃんのママとパパにも「おわかれ」の時が訪れます。
    娘は、この事実にとても驚いて、
    「神様が悪かったんじゃない? 神様でも間違うことってあるの?」と、一夜明けてから真剣な顔で尋ねました。

     子どもも様々なことを思いながら、日々成長していくんだなあ、と思います。
    娘の成長に合わせながら読み進めているこのシリーズ。これから先もずっと大切にしたい作品です。

    投稿日:2011/09/15

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