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ゆかいなかえる自信を持っておすすめしたい みんなの声

ゆかいなかえる 作・絵:ジュリエット・キープス
訳:石井 桃子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1964年07月
ISBN:9784834000337
評価スコア 4.54
評価ランキング 6,893
みんなの声 総数 75
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自信を持っておすすめしたい みんなの声から

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  • 生を謳歌する。

    • ちゅら。さん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 男の子12歳

    魚に食べられる、カエルの卵。
    偶然逃れた4つの卵から孵った4匹のカエルのお話し。

    とても仲良しのカエルたち。

    彼らにも危険はたくさん!サギやカメに狙われますが、
    毎日ゆかいに遊びます。

    魚はカエルの卵を食べ。
    サギやカメは魚やカエルを食べ。
    カエルはトンボの卵を食べる。
    自然の生き物は、いつも危険と隣り合わせ。
    しかし、今生きていることを謳歌している4匹のゆかいなカエルです。

    水辺のお話しらしく、寒色のみの絵が、その世界に引き込みます。
    カエルたちの機敏な動きがリズミカルな訳で、ますますゆかいな気持ちになります。

    初版は1964年!
    色褪せない絵本です。

    投稿日:2009/10/14

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    3
  • 何気に自然科学

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、女の子2歳

    梅雨っぽい絵本を娘と楽しもうと
    図書館から借りて来た一冊。

    題名も「ゆかいなかえる」だし、
    表紙の絵も「ゆかいなかえる」の絵っぽいし、
    軽い絵本だと思って読み始めたら、

    たーくさんのかえるの卵を魚が食べてしまうところから
    絵本は始まります。
    生き残ったタマゴはたった4つ。

    この4つのタマゴから、おたまじゃくしが出てきて、
    後ろ足が出て、しっぽが短くなって、
    あっという間にかえるに変身。

    かえるになった後も、さぎに食べられそうになったり、
    カメに狙われたり、
    でもそれをさらりさらりとかわして、
    みずくさとトンボの卵でお食事。

    何気に描かれているのは、自然界の食物連鎖と、
    タマゴから孵って、冬になると土に潜るカエルの生態。

    こんなに大事なことが、さらりと描かれていて、
    そしてすぅーと3歳の娘のアタマに自然に入っていくのは、
    すごいことです。

    自然界では食べ、食べられて生がめぐっていること。
    それで自然界のバランスが保たれていること。
    この自然のサイクルを、絵本を通してでも、
    幼いころから感じて生きていくことは
    とても大切なことだと感じました。

    投稿日:2014/06/24

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    1
  • ポジティブに生きるということ。

    水の中にたくさんの卵。
    魚がやってきてパクリと食べて、のこったのは4粒。
    そこから孵化した、4匹のかえる。

    かえるたちはのびのび、カラリと笑い、ピンチも楽しく乗り切ります。沢山たべて、遊んで、眠って…屈託なく生きるかえるたちに力をもらいました。

    梅雨から夏、ちょっと気持ちが落ち込んだ時に手に取りたい、一冊でした。

    投稿日:2023/07/05

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    0
  • 自然の厳しさ

    • ピーホーさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    たくさんのかえるのたまごが、出てきたかと思ったら、いきなり魚に食べられてしまい、4つだけになってしまうところから始まります。
    冒頭から、自然の厳しさを感じる内容に、どんな展開になるのかドキドキ。
    おたまじゃくしからかえるに成長し、敵から逃げたり、他の生き物のたまごを餌にしたり、生き残った仲間と楽しく遊んだりしながら成長していきます。
    そして、冬が来ると土の中で春が来るのを待つ。かえるが過ごす1年の様子もわかります。
    初版が、1964年ということで、長く親しまれてきた絵本だけあって、シンプルな絵ですが、とても惹きつけられます。

    投稿日:2021/04/06

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  • 水辺の生き物たちの暮らし

    さかなに食べられたカエルの卵たち、流れていった4匹だけが
    生き延びました。
    4匹のカエルは元気いっぱいで生きることを楽しんでいるように
    描かれているのがよいですね。
    生きるためのたたかいのような生活ですが
    水辺の生き物たちの様子が明るく爽やかに描いてあります。

    投稿日:2017/07/06

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  • 楽しさが伝わってくる

    1964年に出版されたロングセラーの絵本ですが、よみのがしていました。
    青、みどり、黒、白の4色で描かれた絵があまりにもいきいきしていて、うまれでたばかりの絵本のように新鮮に思えました。
    文章はリズミカルで、まさにタイトルどおり「ゆかいな」感じ。かえるたちの姿に、生きることの楽しさが伝わってきました。

    投稿日:2017/05/23

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  • 自然と知識も身につく

    絵本にしてはびっくりするくらいシックな色使いだと思います。
    だけど子供はこういった色使いの少ない絵のほうがぐっと集中して
    見入っているように思います。
    かえるの卵がかえるところから、緻密に描かれています。
    ページ数は多いですが1ページあたりの文章は少なく詩的な感じで
    とても読みやすく、心地がよかったです。
    かなりリクエスト回数多めのお気に入りの一冊となりました。

    投稿日:2015/06/07

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  • 隠れたかえるは…どこ?

    • 振袖柳さん
    • 50代
    • その他の方
    • 埼玉県

    渋い青色の背景に、緑のかえる。
    地味な、小さな絵本です。が、ちょっとしたたかな4ひきのかえるたちが、生き生きと、伸び伸びと描かれています。
    亀や鷺に襲われて、隠れてしまうかえるたちを探そうと、子供たちが、身を乗り出して、目を凝らして聞いてくれます。
    たくさんの卵が、魚に食べられてしまったり、冬になると冬眠したり、自然の営みと、ユーモア溢れるかえるたちが、しっくりと、ひとつのお話としてまとまっています。
    最小限の文章に、無駄な装飾の無い、青と緑、2色だけの絵。余計なものが、すべてそぎ落とされた、モダンでシンプルな美しさが、初版から50年の、時を経ても、子供たちを、夢中にさせます。

    投稿日:2013/09/07

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  • 楽しそうに遊ぶかえるたち

    3歳の息子が、図書館で自分で選びました。少し小さめのサイズの絵本なので、小さな子が自分で手にして開くのにぴったりのようです。
    4匹のカエルたちが、競争したり、かくれんぼをしたりと、楽しそうに遊びます。その活き活きとした姿が子供たちと重なって、とても微笑ましいです。
    かくれんぼの場面では、息子は「あ、ここと、ここと・・・」と隠れたカエルをみつけて、喜んでいました。

    投稿日:2013/09/01

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  • 自然のたくましさ

    青、緑、黒で描かれた絵本です
    まず、蛙の卵のうち蛙になるのが4匹だけというのが、
    今時の本に慣れているとビックリします(大人が(笑))
    自然の中では当然のことで、蛙になった4匹は元気に愉快に、
    時には天敵から上手く逃げて暮らします
    この本から、たくましさを感じます
    娘は、本物のおたまじゃくしも蛙も蛙の卵も見たことがありません…
    本だけでなく、いつか本物も見れるとよいなと思います

    投稿日:2012/10/21

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