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「アカネちゃんとお客さんのパパ」を読んで、アカネちゃんがかわいいと思いました。 アカネちゃんたちは、パパとわかれて、ひっこしました。 でも、アカネちゃんは、まだ小さくて、パパがもういないということがわかりません。 なので、へやじゅうを歩いて、「パパない、パパない」と言っていました。 アカネちゃんのそんなところがかわいかったです。 うれしかったことは、プーとジャムに赤ちゃんが生まれたことです。 黒と白とぶちの赤ちゃんがいて、ジャムもプーもうれしそうでした。 私もジャムとプーに赤ちゃんが生まれてよかったな、と思いました。
投稿日:2012/02/21
「モモちゃんとアカネちゃんの本」のシリーズ、5冊目の本。 モモちゃんは、すっかりおねえちゃんになっていて、アカネちゃんも、3歳になりました。娘がちょうどこのシリーズの1冊目を読み始めた年齢です。 アカネちゃんを見ながら、娘もこんなにちっちゃかったっけ・・・となつかしく思い出します。 目の前にいる娘は、モモちゃんのように、すら〜りとやせっぽっちで、表情も大人びているけれど、私の中では今も「あの頃のモモちゃん」のままです。 そのギャップが、なんだかとても不思議で、お話を読みながらも、ふとした瞬間に何度もあの頃にタイムトリップしてしまいます。 このお話の中で、1番わくわくしたのが、猫のプーとジャムに子猫が生まれたこと! あのプーがお父さんになったなんて・・・プーもモモちゃんたちといっしょに成長してるんですね! 毎日がバラ色ではないけれど、どんなときも心健やかに、それぞれの個性を伸ばしながら大きくなっている2人を見ていると、なんだか小さな心配事が消えていくような気がします。
投稿日:2012/02/10
巻ごとに成長していくモモちゃんとアカネちゃんの姿を、とても微笑ましく読みました。 タイトルにある「パパ」にドキリとしたのですが、親が離婚しても父親は父親ですね。 さりげなく存在感を示す父親に思いを馳せました。 次巻は何だか悲しそうですもんね。
投稿日:2020/07/08
モモちゃんが産まれるところから始まったこのシリーズを1冊1冊読んできて、とうとう最後の1冊。 大きくなったモモちゃん。アカネちゃんももうすぐ3歳です。 離婚したパパとママ。 ママはお仕事をしながら、がんばってモモちゃんとアカネちゃんを 育てています。 ねこのプーはお父さんになりました。 パパがおおかみになってアカネちゃんに会いに来る章では、 切なくて切なくて・・・・読みながら思わず涙声になりました。 そしてパパとアカネちゃんを後ろから見つめるママの気持ちも切ない。 どうしようもないこと。 絵本を読みながら、こんなに心臓がぎゅっとなることもめったにありません。 そして「日曜日の学校で」はモモちゃんシリーズの「だれかさんのうしろにヘビがいる・・!」のお話と並ぶくらいに怖いお話です。 (怖がりの大人の私も本気で怖かったくらいです) 怖がりのお子さんは読まないほうがいいかも・・。 死神がでてきたり、最後の章では「死」について触れたり、 もちろんかわいらしいモモちゃんとアカネちゃんのほほえましい 成長の姿もしっかり描きつつ、大人の心もわしづかみにする このシリーズ。 松谷みよ子さんにとってもこのお話を書くことが、きっと必要だったのだろうなとおもいました。 だからこんなにも心を打つのでしょうね。 できれば手元に置いて、何度も読み返したい名作です。
投稿日:2011/09/21
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