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マドレーヌとジプシー自信を持っておすすめしたい みんなの声

マドレーヌとジプシー 作・絵:ルドウィッヒ・ベーメルマンス
訳:瀬田 貞二
出版社:福音館書店
税込価格:\1,540
発行日:1973年05月
ISBN:9784834010046
評価スコア 3.9
評価ランキング 45,304
みんなの声 総数 19
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  •  「マドレーヌといたずらっこ」のペピートが再登場。
     前作より随分落ち着いたよい子になったよう。 
     そのペピートの招待で、素敵なジプシーサーカスをみんなで見に行くことに。
     観覧車で大喜びをしていたら、突然の雷雨のため観覧車は止まり、一行は急遽寄宿舎へ、ところがマドレーヌがいません。
     そう、マドレーヌとペピートは観覧車のてっぺんに取り残されたままでした。
     ここから、お話はマドレーヌとペピートをジプシーサーカス団と共にパリを離れフランス各地へと連れて行きます。

     ミス・クラベルの心配をよそに、サーカス生活をことのほか楽しんでいるマドレーヌとペピートがなんとも可愛らしいんです。
     ジプシーかあさんが、二人を取り返されぬよう一計を案じたライオン毛皮作戦が、また楽しい。
     にわかライオンになってもサーカス団でじっとしている二人じゃないですから、読んでいる小さな読者さんも冷や汗ものです。
     でも、エンデイングはやっぱりほっとしちゃいます。
     12人確かにいるか、小さな指で確認するお子さんも多いことでしょう。
     これだから、次の作品へと思わず手が伸びちゃうんでしょうね。
     
     マドレーヌシリーズで、瀬田貞二さんの翻訳作品はこれが最後でしょうか?
     短めの優しい文章で、お話の展開を子どもたちに明確に伝える名訳だと思います。

    投稿日:2013/03/17

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  • 自由

    規則正しい生活で自由がないと思っていた寄宿舎ですが、住めば都でミス・クラベル先生の情けや心配している姿は、親と一緒だと思いました
    子ども達のことだもの、ベッドにひっくりかえっている姿など見るとやっぱり自由に遊んでいると思いました。ライオンの皮を被っている二人を怖がらずに見破るのもやっぱり子どものことを一番に考えている先生だけあるなあって感心しました。ジプシーたちも子どものいる生活に憧れて子どもが好きだからきっと誘拐してしまったのだと思いました。
    パリの風景画に、後書きでどの場所かが明記されているのもパリを楽しめました。フランスに旅しているみたいでよかったです。

    投稿日:2010/10/15

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  • だいじょうぶなのか?

    なんだか人さらいにサーカスに売られる話みたいで
    穏やかではない感じなのですが
    肝心のマドレーヌたちが、状況を楽しんじゃっているので
    悲壮感がないです。

    そもそも観覧車に置き去りにして行方不明なんて
    「点呼もしてないのかいっっ」と突っ込みたくなる展開なのですが
    ハッピーエンドに免じて、よしっと言う感じかな。

    娘は誤字脱字だらけのマドレーヌの手紙に大うけでした。

    投稿日:2010/06/10

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  • 細かい事は気にしない

    長年、絶版だったらしく、半ば入手はあきらめていたので、絵本ナビショップからまさかの再入荷の知らせがきた時は、飛び上がって喜び、即購入しました!
    絵の美しさは言うまでもありませんが、内容がとても突拍子もない本です。それは勿論許せる類のもので、いわゆる「茶目っ気がある」という事。
    まず、ミスクラベルが、あんなにも可愛がっているマドレーヌを、事もあろうに観覧車に置き去りにしてしまうという事の重大さすら「茶目っ気」ですんでしまうのです。なぜか。
    彼女は、心配のあまりやつれてしまうのですが、マドレーヌと友人のペピートはジプシーに助けられ、規則のない自由な暮らしを存外楽しんでいます。でも、ちゃんと、ミスクラベルの心配を察して手紙を書くマドレーヌ。それを読んで、「あの子ったら字を間違えているわ」と嘆くミスクラベル。なんともフランス人らしいユーモアに溢れていて、思わず笑えます。
    マドレーヌとペピートが無事に帰る時、ジプシー達は悲しくてオイオイ泣くのですが、二人は寧ろドライな位あっさり。
    抜け目無いのになんだか憎めないのは、古くからある外国絵本の持つ特権なのかもしれません。

    投稿日:2009/05/25

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