「なつやすみ」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

日本の子供の夏休み、を描いている一冊です。私は田舎がなかったので、私にとってすらここで描かれている夏休みは懐かしいようでどこか遠く感じます。もう子供に戻りたいとは思いませんが、１度くらいこんな夏を探してみたいなーと思いました。

「レストランふろ」「こたつ」がおもしろかったので、こちらも読んでみました。今回も構図がおもしろくて、細かいところまで見入ってしまいました。昭和のころの夏休みといった感じで、読みながら、なつかしさを感じました。大人におすすめの絵本だと思います。

この絵本に描かれた「なつやすみ」は、まさに昭和の終わりから平成にかけての夏休みというところでしょうか。私はどこか懐かしさを感じながら読ませていただきましたが、息子の頭のなかには「？マーク」がたくさん浮かんだようです。時代の変化を感じる絵本でした。

海外在住です。夏には日本へ行って、日本のおうち・たべもの・おまつりを楽しんでくる子たちが多いので話のきっかけに良さそうだと買いました。
ぼくもプール行った、おまつり行ったと声が聞けました。

何より大人が古い記憶を呼び覚まされるような絵です。親戚の家に行くこと、いとこたちとあそぶこと、いつもと違うみんなでの食事、プール、おひるね、スイカにお祭り。子どもが寝たあとにノスタルジーに浸れます。
シリーズも買っちゃいます。

空から俯瞰しているような、大胆な絵がお気に入りです。
天井も取り去った構図が何とも言えません。
周りを取り巻く多くの人や、お祭りに出ている屋台を描きこんで、いろいろな楽しみ方があるのが素晴らしいです。
いろんな人の言葉が小さく聞こえてくるのも、楽しみの一つです。
絵本で楽しめる模範的な夏休みです。
ちょっと郷愁にかられました。

楽しかった、そんな夏休みの思い出を
　麻生知子さんの『なつやすみ』という絵本で追体験してみてはどうかな。
　この絵本では
　こうたくんの家にいとこのゆうこちゃんととしのぶくんの家族がやってくる
　そんな場面から始まります。
　こうたくんの家にはおばあちゃんも一緒に住んでいるから
　ゆうこちゃんの家族は帰省してきたのです。
　3人の子供たちは服の色のちがいで描かれています。
　見開きで描かれる家の中とか広いプール、近所の神社のおまつりで
　子供たちやその家族のみんなを探すのも面白い仕掛けのようになっています。
　色使いや視点の違いで、楽しみが倍増されるのが実感できます。

　いとこのゆうこちゃんたちがやってきて
　楽しんだこうたくん、
　ちゃんとそのことを絵日記に書いています。
　裏表紙を見たら、こっそり読めますよ。

表紙を見た瞬間、『こたつ』の人の作品だ！と嬉しくなりました。
夏休みに親戚一家が集まり、プールに行ったり、スイカを食べたり、お祭りに行く様子が描かれています。
お祭りのシーンでは、観音開きに開いて会場がパノラマ画面で楽しめるので、とても楽しかったです。
自分の小さい時なつやすみのような、ちょっと懐かしい景色が広がっていて、大人も楽しめました。