我が家の5歳と7歳の兄弟は喧嘩してばかり…。
もちろん仲良しなのですが、大げさな兄と生意気な弟が揃えば、どうしたって喧嘩になります。
そんな兄弟が4歳と6歳の時に読み聞かせしました。
絵本開始すぐ、まず弟がやらかします…公園で友達と遊んでいたら、お兄ちゃんのランドセルにゴミ箱のゴミをギッチギチに詰めて弟が走ってきます(笑)
「あはははは!」
「これ、俺の弟と一緒やん!」
兄弟あるあるで頷く我が子を横目に読み進めていくと、弟がやらかしたイタズラの回想シーン…これもインパクト大!でも、あるあるやねんな〜(T_T)
そんなエピソードを読み進めていくと、お兄ちゃんの心の中が描かれていきます。
この辺りから子供達は真剣な目で本に食い付きます。
ラストシーンは、これ!というオチはなく、お兄ちゃんの複雑な気持ちで終わります。
我が子を見ると、お兄ちゃんは「よく代弁してくれた!」って顔でニヤリとしているし、弟は「なんやろ…なんかめっちゃ面白かった…」という顔をしています(笑)
この本が持つ説得力の理由の一つは、作者が男性だという事です。
ケンカばかりしている男の子を持つお母さんには、是非とも親子で読んで欲しい本です!
同じ作者が「ぼくのおにいちゃん」という本を出していますので、そちらも並行して読んであげるのも楽しいかと思われます( ^-^)