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ほーら、大きくなったでしょ (14) ぺんぎん自信を持っておすすめしたい みんなの声

ほーら、大きくなったでしょ (14) ぺんぎん 作:メアリー・リング
写真:ニール・フレッチャー
訳:そのひかる
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,210
発行日:1994年05月
ISBN:9784566005914
評価スコア 4
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みんなの声 総数 1
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  • オオサマペンギンが、卵からかえったところから、大人と同じ大きさになるまでを紹介した写真絵本。

    1994年刊行。(原書:1993年)
    ペンギンの子どもと、大人と、全然ちがう外見で笑った。
    子ども時代は、ぬいぐるみの素材のような、もこもこした毛皮に覆われていて、実にもっさりしている。大事に包まれて守られている。
    これがどんどん大きくなっていくと、少しずつ毛が抜けていく。まだらに抜けていって、変なかつらみたいになったり、前衛的なコートを着たようになっていたり、とってもユーモラスに見える。
    本人たちは至って真面目に、普通に生きているだけなのに、ウケを狙えるのがぺんぎんの素晴らしさ。

    卵から出たばかりのヒナが、実にぐったりしていて、「お疲れ様」感、満載なのも笑えた。笑っている場合ではないが。
    ヒナは温かいところから、急に極寒の地に出されて、これから飢えと危険との闘いだし、親は旺盛なヒナの食欲を満たすために大わらわだし、大変なのだ。
    野生の生き物は、いろんな難局を乗り越えて、生きている。尊い存在。

    とはいえ、かわいい。面白い。ユニーク。
    ぺんぎんは、どこか不思議な魅力がある。
    楽しい絵本です。

    投稿日:2024/05/24

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