はじめてのクリスマス(偕成社)
人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本
ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック(Gakken)
SNSで話題!すてきな大人になるために大切にしたい「おやくそく」を紹介する絵本。
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3件見つかりました
2009年の課題図書なんですね。 そういったことは全然知らず、 小5の息子が読みました。 この本は、 青森のマタギのノンフィクションです。 息子は、低学年の頃から、 「狩猟」の話や「猟銃」などが大好きで、 レゴでいつも「銃」を作るし、スクラッチでも「銃撃戦」ゲームなどを作っていて、ずいぶんリアリティにもこだわっています。 というわけで読み始めはじめました。 子熊を連れた母熊を撃ってしまったことで、 二匹の子熊を育てることになったマタギの吉川さんが主人公。 マタギの仕事や、普段の暮らし、自然を敬う生き方や精神など、 丁寧にマタギを取材して書かれた本です。 著者が取材した吉川さんの人柄にほれ込み、 マタギという仕事に魅了されたことが伝わる文章で、 読み手も、すっかりマタギに魅了されてしまいました。 息子は、小熊の写真がかわいかったことと、 山に子熊を返そうとするシーンが印象的だったとのことです。
投稿日:2020/07/12
読書感想文全国コンクール小学校高学年の部課題図書。 自然との共存について考えさせられるノンフィクションです。 世界遺産でもある青森県白神山地のマタギ(伝統的なクマ狩りをする人々)について 書かれてあります。 まずは、表紙と巻頭の、かわいらしい子グマの姿に惹き付けられます。 題名にもあるように、熊の湯旅館の吉川さんはクマを2頭飼っているのです。 立派なツキノワグマ。 なぜ、そうなったのかを読み進めるうちに、 吉川さんのマタギとしての生活、そして、さらに祖父までさかのぼって マタギの伝統的な狩りの様子が描かれます。 たくさんの神聖な儀式をこなしていくことで、その精神が伝わってきます。 まさしく、自然との共存の姿があります。 クマ狩りを含めて、山の恵みをいただくことへの感謝の念。 その精神が脈々と代々伝えられているそうです。 いのちというものの根源について考えさせられます。 子どもたちにも様々なことを考えさせてくれるように思います。 クマのこともよくわかりました。 この本をきっかけに、椋鳩十さんの『月の輪ぐま』、シートン動物記等も読んでほしいですね。
投稿日:2009/06/06
マタギという言葉を初めて聞きました。 東北地方でツキノワグマなどの狩りをする人々のことです。 クマを狩りする人が何故クマを育てるのか。 そこには、ある狩りでの失敗と子ぐまとの出会い、マタギの決心があったのです。 クマの狩りの様子、狩りのときのおきてやしきたりなど、普段目や耳にすることのない世界が詳しく描かれています。 狩りは生き物の命を奪うことになります。 けれども、命を決して粗末にはしません。無駄な殺生もしません。 命をもらいながらも、誰よりもその命の大切さを知っているマタギ。 山を愛し、命を大切にし、感謝の気持ちを忘れないその姿に、尊いものを感じます。 クマは人を襲う恐ろしいイメージを持つ人が少なくないでしょう。 よくテレビのニュースなどでも、人里に下りてきては民家の食料を荒らしたりするクマの姿を映し出しています。 けれども何故そんなことをするようになったのか。 本当に恐ろしいことをしているのは誰なのか。 たくさんの人に知ってもらいたいです。 この本ではマタギに育てられた2頭のクマ以外にも、興味深いクマたちのお話も描かれています。 母子で雪すべりをするクマのお話です。 クマも私たちと同じように子供と遊び、同じように子供を愛しているのだと実感できます。 自然を大切にすること、命を大切にすることを教えてくれる素敵な作品です。
投稿日:2009/05/30
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