「ちっちゃなサンタさん」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

小さな女の子マガーリが、空からパラシュートで降りてきた

ちっぱけなサンタさんに出会いました。

なんにも持っていないちっぽけなサンタさんに、

自分の大切にしているお人形のカロリーヌを急いで家から

持ってきて、サンタさんにプレゼントしました。

ちっちゃなサンタさんは、クリスマスプレゼントをもらって

とても嬉しそうでした。

「わたしのちっちゃなサンタさん！」と、1年たったらあう約束を

しました。カロリーヌを抱いてまた空へパラシュートで帰って

いきました。来年あえるといいですね！

６歳５歳の娘たちに読みました。ちっちゃなサンタさんが主役。主役というか、二人しか出てこないんですが。ちっちゃなサンタさんと出会った女の子。プレゼントのないサンタさんに、なんと自分のプレゼントを。

絵もとっても素敵で可愛らしくて、静かな感じです。それがかえって新鮮で。おすすめします。

サンタさんが登場するクリスマスの絵本をいくつか読んできましたが、サンタさんがプレゼントを何も持っていないという、このストーリーにとても新鮮さを感じました！
手ぶらなサンタを見た女の子は、反対に自分の大切な人形をプレゼント・・・そしてまた来年、同じ日の同じ時間に同じ場所で会うことを約束するんです。
どうして手ぶらなのか、既にプレゼントを配り終えた？道に迷った？その辺りはよくわからない設定なのですが、プレゼントをもらったサンタさんは本当に嬉しそうで、読んでいる私もホッと癒されました。
女の子は品物のプレゼントはもらってませんが、楽しみという素敵なプレゼントをサンタさんからもらったのかもしれませんね。
絵がとても優しく、ストーリーとマッチしてます。
来年、また会えるといいね・・・と女の子に話しかけたくなるような、そんな心温まる１冊でした。

12月24日のお昼過ぎ、「わたし」は、空から舞い降りてくるちっちゃなサンタさんを発見します。クリスマスのプレゼントは？と聞くと、何も持っていないと答えるサンタさん。サンタさんなのに？？　そこで「わたし」は大急ぎで家に戻り、ふたたびサンタさんの前に現れます。小さなプレゼントを持って。
このおはなしに出てくるサンタさんは、普段私たちが想像するサンタさんとはちょっと違います。ちっちゃくて弱々しくて自信なさそうで…。そんな人間的なところに却って親しみを覚えます。淡い色彩で繊細に描かれた絵が、多くのことを語っています。短めの文が絵を最大限に生かしています。
クリスマスの時期、子どもたちのぬくもりを感じながら、静かに読みたい絵本です。うちの子たちのお気に入りです。

実際サンタさんに遭遇したりしたら、
たぶん子どもはかなり怖いと思います。
大きいし不思議な力を持った人だし。
でもこのお話のサンタさんは、ちっちゃくて、
しかもなんにも持っていないのですね・・・。
そして・・・一番大切と言っていいものを
交換しあう二人。
リッチで、きらびやかでなくても、
あたたか〜いクリスマスがいいです。

プレゼントも持たすにやってきたサンタ。
彼に出会った女の子は、あるプレゼントをします。

でも実は彼女、サンタさんから最高のプレゼントをもらっているんですよ。

サンタさんも女の子も心温まるおはなし。

クリスマスはただプレゼントをもらう日ではないのだということを子どもに伝えてあげるのには最高の一冊です。

ちっちゃなサンタさんが、いきなり、空から降りてきた。
しかも、なんにも持っていないの。
「まだ、こどもなんじゃない。」とか「修業中とか？」とうちの子供達。
どうしてかはわからないけど、なんだか、かわいいね。
この女の子もそう思ったのか、反対にクリスマスプレゼントをあげるの。
そして、また来年、同じ日の同じ時間に同じ場所で会うことを約束して。
たのしみ・・・。

絵は優しくて、女の子と、サンタさんのやり取りが、静かで、優しくて、夢の中の出来事のようで、心に灯をともしてくれます。