歳をとったおいしゃさんは いのちの仕事が終わると
ハーモニカをふきます
ふぶきの夜 おおかみがやってきて 驚きましたが
おおかみは 自分の子供が病気で苦しんでいるので お医者さんに助けを求めたのです
お医者さんは おおかみの願いを聞き 凍えそうな吹雪の中おおかみに背負われて、おおかみの家へ
高熱でぐったりとしている ぼうや
冷やし 注射し 薬ものませましたが・・・なかなかよくなりません
お医者さんは ハーモニカを吹き
「どうか このちいさないのちが たすかりますように」と願いを込めて、ハーモニカを吹きました
そのねいろの 優しいこと ゆるやかに ながれ〜♪
おいのりのうたは てんまでとどいたのでしょうね
ぼうやは 元気になったのです!
おおかみ家族の喜びよう よかったね 笑顔ですよ
すごくありがたかったのでしょうね
おおかみたちは お医者さんに感謝して 見送りました
お医者さんの いのちの仕事と書かれていますが まさにそうです!
作者 さくらともこさんといもとようこさんの優しさが心に残ります