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10件見つかりました
ひいおばあちゃんのことが描いてある絵本です。 方言が強くて、言葉がわからない、腰がまがっているちいさなおばあちゃん。 そのおばあちゃんが、年に二回遊びにくる、ひ孫たちと会えることをとても楽しみにしているんだなということが、絵本からにじみ出てきていました。 ひいおばあちゃんの死…身内の死というものは、なかなか実感がわきません。 優しいおばあちゃんの姿を、きれいな月に重ねてみているユキの気持ちが痛いほど伝わってきて、じんわり心があったかくなりました。
投稿日:2013/08/15
ひいばあちゃんの「またおいで」の方言がとても温かく感じました。 そんな故郷に帰れるのに憧れてしまいました。 故郷の景色がとてもいいなあって思いました。 「またおいで」と孫にも温かい言葉をかけてあげたいと思いました。
投稿日:2012/10/11
まるで、我が家のひいばあちゃんのことを描いているようで 思わず買ってしまった本です。 北国に住むひいおばあちゃんのおはなし。 人間のの温かさ、たくましさ、命のはかなさがぎゅっとつまった絵本です。 裏表紙に描かれている賑やかなお祭りの様子が、 絵本の中身と対照的でなんだか余計に寂しさを感じます。 「まんだ こいへ」 この柔らかな響き・・・癒されます。 「まんだ こいへ」 は、ひいばあちゃんからおばあちゃん、おかあさん、ユキへと続く 命のバトンのように思えてきます。
投稿日:2012/04/29
『大きいおばあちゃん』すなわち、曾おばあちゃんとの別れの話です。 滅多に会えなくても、夏休みや冬休み、遠い町でおじいちゃん・おばあちゃんに会いに行くときって、子供ながらにすごく楽しみで、小さな出来事も思い出になっていたりしますよね。 でもおばあちゃんは逝ってしまった・・・。 寂しさ、悲しさ、そしておばあちゃんの温かさ。胸にじーんときます。 そして、お月様を、見上げたくなりますね。
投稿日:2010/11/08
北の小さな村に一人で住んでいる大きいばあちゃん(ひいおばあちゃん)。 話す言葉は訛りがあってよくわからないけれど、背はまがっていて小さいけれど、ユキや他のひ孫たちにも好かれる大きな存在です。 この絵本は、大きいばあちゃんの生活、思い出、そして葬式を淡々と描いているのですが、愛というものを月の模様に重ねて伝えてくれます。 他のひ孫たちと一緒に大きいばあちゃんの家を訪れてジャガイモ掘りや、海水浴をした夏休み。 これだけの親戚が集まってくるのは大きいばあちゃんの人柄であり、大きいばあちゃんから順番に受け継いでこられた家族愛だと思います。 さりげなく語られているお話にはドラマチックな展開がないだけに、本当にじんわりとぬくもりを感じるシーンです。 秋の夜長にじっくりと語りかけるのに良い絵本だと思います。
投稿日:2010/09/24
以前沢田さんの”アフリカの音”という作品を読んでとても心に響いたのでこの絵本を選びました。この絵本も御婆ちゃんや御婆ちゃんが住んでいる土地の様子がとても丁寧に描かれていると思いました。どの場面でも御婆ちゃんがとても幸せそうにしているのが印象的でした。お葬式の夜主人公が見た月がとても心に響きました。この光景は一生主人公の心の中に生き続けるのだと思いました。またおいでといつでも買える事が出来る場所がある事は幸せな事なのだと思いました。心の琴線に触れる素晴らしい作品でした。
投稿日:2007/12/26
娘が幼稚園年中の頃に私のおばあちゃん、つまり娘にとって 大きいおばあちゃんが亡くなりました。 娘と祖母が過ごした時間はわずかでしたが なぜか娘は祖母のことをよく話します。 娘と一緒にこの絵本を読みましたが、祖母もやっぱり方言で ひ孫達に話しかけては、ひ孫達は「なにいってるかよくわかんない!」 って言ってたっけ。でも、ひ孫達が話してることはちゃんとわかってて そこが子どもたちにはとても不思議なコトだったようです。 そんな様子も含め、ユキを見送る様子・お葬式の様子 全てが娘も経験したこと。 静かにお話しを聞きながら、うっすらと目に涙を浮かべて 読後に一言「また、おおきいばあちゃんに会いたい」 その一言また、ジ〜ンと来ました。
投稿日:2007/05/21
娘が選んできて、一度自分で読んでいるのを聞いていたので内容は知っていました。出かけるときに「電車の中でこれ読んで」と言われ、「もう少し楽しい本にしたら?」という言葉が出かかったものの、まぁいいやと思って持って出ました。 ゆっくり読み進んでいくと、とても小さい「大きいおばあちゃん」の笑顔が心にしみてきます。それまで何ともなかったのに、お葬式の場面をめくった途端、グッと息が詰まって声が出なくなりました。ここから月の場面までの3ページが辛かった…次々こみ上げてくるものを必死に抑えて読みました。 作者の方は青森県ご出身ということですが、以前旅した青森の緑深い風景と人々の温かい方言の響きを思い出しました。
投稿日:2006/10/18
遠い所に住んでいるおばあちゃん。なかなか会えないけれど、帰り際にいつも「まんだこいへ」(またおいで)って言ってくれました。 でも、次に会った時は、亡くなった時でした。 辛く寂しい事だけれど、きっと主人公の心の中で生きているんだろうなと思わせてくれました。 ちょっと寂しいけれど、心温まる素敵な作品でしたよ。
投稿日:2004/03/17
表紙のおばあちゃんの絵に、とても暖かいものを感じて、思わず手に取りました。 日本の故郷の情景を見事に描ききっています。自分の故郷ではないけれど、読んでいてすごく懐かしいような気持ちになり、切なくなりました。 ユキの大おばあちゃんは、北の雪国に住んでいて方言がきついので、現代っ子のユキには、親戚の通訳がないと、話もままなりません。でも、みんなが大おばあちゃんのことが大好きで集まってきます。 ユキが帰る時には、 「まんだ こいへ」(また、おいで) と言って優しく微笑みながら、見送ってくれます。 その、標準語にはない言葉の温かみが、すごく伝わってきます。私は、もともと、方言にすごく憧れがあり、それぞれの方言の持つ温かみが大好きなのですが、この本は、そんな私のツボにはまりました。 この言葉を最後に、ユキは大ばあちゃんの方言を聞くことはできなくなるのですが、火葬場の場面では、もう、ウルウルしてしまい涙をこらえるのが大変でした。 よく、人は死ぬと星になると言いますが、ここでは、大ばあちゃんは、月の中に表われます。 最後は、とても切なく、じーんときました。
投稿日:2003/03/31
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