自分が普段食べている草よりも、もっと美味しい草があるのではないかと、農場から一人離れ、どんどん森の奥へ奥へと入っていくペチューニア。
犬のノイジ―の忠告もきかずに!
ペチューニアらしいといえば、実にらしく、読み手や聞き手はまずいことになりどうだと、ドキドキしながら先に進みます。
危機一髪のところで、犬のノイジ―に助けられるペチューニア。
上の子は、「どうでもいいけど、ペチューニアを食べようとする動物たちがやけに小さいやつばかりだけど、ノイジ―がこなかったら、捕まえられてたのかな〜?」
確かに、いたちとか、たぬきとか、やまねことか、きつね(は、昔話でもよく鶏とか、がちょうとか捕まえてるから、「有り」なのかな?)とか、どちらかというと肉食というより雑食の捕獲者たちでしたね。
ペチューニアより、小さいということ自体が、どこかコミカルでおかしかったけど。
前半ののんびりとした流れと、後半の「どうなるの?」というテンポ良い流れがいい感じで、とても楽しい絵本でした。
ペチューニアのシリーズは4,5歳くらいから小学校高学年くらいまで、楽しめる作品だと思います。